概要 - オートデスク以外の 3D モデルを読み込む

IMPORT[読み込み]コマンドを使用して、オートデスク以外のいくつかの 3D モデルを読み込むことができます。

次の 3D モデルを読み込むことができます。

注: このトピックにリストされている形式の一部は、個々の AutoCAD ベース製品または Windows 32 ビット版では使用できない場合があります。

IGES ファイルの詳細は、「概要 - IGES ファイルを読み込む、書き出す」を参照してください。

読み込まれたすべてのジオメトリは、画層 0(ゼロ)に作成されます。すべての 2D および 3D ワイヤ ジオメトリの元の色は保持されます。画層 0 (色は ByLayer ではない)からの色は取得しません。

IMPORT[読み込み]コマンドは、ブロックおよびブロック参照にパーツとアセンブリをマッピングします。個々のパーツはブロックにマッピングされ、モデル空間から順に参照されます。アセンブリは「パーツ」ブロックをネストすることにより形成されます。ブロックの名前は、元の 3D モデルの対応するパーツまたはアセンブリの名前と同じです。パーツまたはアセンブリの名前にサポートされていない文字が含まれている場合、対応するブロックでは、このような文字は下線(_)に置き換えられます。パーツまたはアセンブリの名前がブロック名の最大長を超えている場合、名前は切り捨てられます。名前の切り捨てによって同じ名前のブロックが複数になった場合、名前にドル記号($)と一意の数字を追加することによって、各ブロックに一意の名前が割り当てられます。元の名前はブロックの説明に保持されます。

最上位レベルのアセンブリに対応するブロックのシステム変数 INSUNITS のプロパティは、元のファイルの長さ単位と一致するように設定されます。元のファイルの単位が見つからないまたはシステム変数 INSUNITS でサポートされていない場合、このプロパティは「単位なし」に設定されます。

元のファイルの複雑度によっては、読み込み処理に数分かかる場合があります。このため、バックグラウンド処理として実行されます。バックグラウンド処理が始まると、ステータス バーに[読み込み]アイコンが表示されます。ステータス バーの[読み込み]アイコンにカーソルを合わせると、ツールチップに現在の状態が表示されます。

処理が完了すると、通知バルーンが読み込みステータス バー アイコンに表示されます。通知バルーンのリンクをクリックすると、読み込まれたコンテンツが現在の図面に挿入されます。読み込まれたコンテンツを挿入する前に通知バルーンを閉じた場合は、読み込みステータス バー アイコンを右クリックしてメニューから[挿入]を選択することにより後でコンテンツを挿入できます。