アニメーション モジュールは、VRED 内でユーザがアニメーション シーケンスの作成および管理ができるようにサポートします。クイック アクセス バー内の関連するボタンからアクセスできます。
モジュールをアクティブ化すると、2 つの主要な領域が並べて表示されるクリップ メーカー ウィンドウが開きます。左側には、シーンに含まれているすべてのクリップのリスト ビューが配置されています。リスト ビューでクリップを選択すると、右側のタイムライン内にブロックが表示されます。
アニメーション ウィザードが左側の上部にあり、オブジェクトとマテリアルのアニメーションを容易に作成できます。
アニメーション ウィザードのヘルプは、わかりやすい、3 つの異なるモードで提供されています。
オブジェクト
マテリアル
オブジェクトとマテリアル
[次へ]ボタンをクリックする前に、シーングラフやマテリアル モジュール内でアニメートする必要があるノードを選択します。何も選択されていない場合は、警告が表示されます。
アニメーション ウィザードのメイン ウィンドウの上部で、アニメーションの名前を変更できます。
アニメーションのタイトルの下で、現在のアニメーションの開始時間、持続時間、補間モードを設定できます。
[開始時間]: クリップ メーカー内で再生時のアニメーションの開始時間を設定します。
[持続時間]: アニメーションの全体の長さをコントロールします。
[補間モード]: アニメーション再生時の速度を指定します。[線形]を選択すると、アニメーションは一定の速度になります。[イーズ イン]/[イーズ アウト]を選択すると、アニメーションの開始時や終了時に速度が低下します。
アニメーションの初期状態は、[キャプチャ開始]ボタンをクリックするとキャプチャされます。サムネイル イメージを使用すると、さまざまな状態を一目で識別できます。ジオメトリを移動するか、マテリアルを変更した後に[キャプチャ終了]をクリックすると、アニメーションの最終状態が保存されます。
[プレビュー]ボタンをクリックすると、レンダー ビュー内でアニメーションを再生できます。プレビューをリセットすると、アニメーションが初期状態に設定されます。
[終了時に、クリップ マネージャを開く]を選択すると、終了確認時にクリップ マネージャが自動的に開きます。
タイムライン上部の数値入力フィールドでは、開始時間、アニメーションの長さ、再生時の繰り返し頻度を調整できます。これらの設定は、複製されたクリップに適用されます。
ウィンドウの左側のリストにすべてのアニメーション クリップ(モジュールのカメラ アニメーションを含む)が表示されます。各項目の前のチェックボックスでクリップをアクティブ/非アクティブにできます。
左マウス ボタンをシングル クリックすると、クリップが選択されて、タイムラインに表示されます。左マウス ボタンでダブルクリックすると、名前変更できます。リスト内で再配置するには、クリップをドラッグします。
変更されないように設定をロックするには、クリップ名の右側にあるチェックボックスを選択します。
クリップのリスト ビューのコンテキスト メニューには、コピー、貼り付け、複製などのコマンドがいくつか用意されています。
アニメーションの再生を開始します。
アニメーションのオブジェクトを初期状態に設定します。
既存クリップに実行すると、選択項目の下にサブ クリップが作成されます。実行時にクリップが選択されていない場合は、最上位に新しいクリップが表示されます。
選択したクリップをクリップボードにコピーします。
クリップボード内のクリップを目的の場所に貼り付けます。
クリップの独立したコピーを作成します。
複製と同じですが、アニメーション クリップが反転されます。
選択したクリップを削除します。
クリップの名前を変更できます。
クリップの詳細を表示します。
タイムライン ビューには、アニメーション クリップを配置できるトラックがいくつかあります。各ブロックが 1 つのアニメーション シーケンスを表し、これらを再配置するには、タイムライン内でドラッグします。各ブロックの先頭と末尾の領域にある関連する時間は、タイムライン内で移動することができます。マウス ホイールを使用すると、タイムラインを拡大/縮小できます。
コンテキスト メニューを開くには、タイムライン内のクリップを右クリックします。
アニメーションの再生を開始します。
アニメーションのオブジェクトを初期状態に設定します。
チェックボックスがオンになっているアニメーション クリップは、再生の対象となります。
アニメーションの設定と時間が変更されないようにロックするには、このチェックボックスを選択します。
アニメーションの再生時に関連するクリップを反転します。
モーション ブラーは、オブジェクトを速く移動した場合、または露出時間が長い場合に表示される、オブジェクトのストリークです。この機能は既定で有効です。
選択したクリップの独立したコピーを生成します。ソース クリップが含まれているトラックの下のトラックに、新しいクリップが貼り付けられます。モジュールの上部にある数値入力フィールドにアニメーションの開始時間と持続時間を入力します。
[複製]と同じように動作しますが、再生時にアニメーション クリップが反転します。
関連するクリップをモジュールから削除します。
関連するアニメーション カーブをカーブ エディタに表示します。
クリップの詳細を表示します。
モジュール ウィンドウの左下コーナーにある 3 つのボタンを使用すると、一般的なコマンドにすばやくアクセスできます。
クリップ、アニメーション、またはバリアントの作成機能を使用できる[作成]メニューを開きます。バリアント自体の作成および機能については、関連する章を参照してください。アニメーション モジュール内でバリアントを使用すると、タイムライン内の適切な時間に配置された別の状態のバリアントに切り替えることができます。作成時に選択できるのは、バリアント モジュールで設定済みのバリアントのみです。
ズーム係数を最大にすると、以前に選択したクリップ内のすべてのアニメーションがタイムライン ビューに完全に表示されます。
アニメーション モジュールで選択しておいたクリップが削除されます。