Vault とは

Vault データ管理ソフトウェアを使用すると、設計、エンジニアリング、建設など、異なるチーム間でデータ作成、シミュレーション、ドキュメント作成プロセスを容易に編成、管理、追跡することができます。

すべてのファイルを編成して一箇所で管理することで、ファイルへのアクセスが容易になります。ファイルのすべてのバージョンが保管されるため、過去のバージョンをなくしたり、置き換えたりしてしまうことはありません。さらに、ファイルの各バージョンとともにすべてのファイル間の従属関係も保管されるため、動的なプロジェクトに基づいて作業を進めることができます。ファイル プロパティも保管されるため、すばやい検索や取得が可能です。

チームを組んで設計を行う場合も、すべてのファイルと関連データがサーバに置かれるため、全ユーザが情報とその履歴にアクセスできます。この場合、チームの各メンバは一意のログイン名とパスワードを使用します。複数のメンバが同時に同じファイルを編集することがないように、各メンバは編集するファイルをチェックアウトする必要があります。そのファイルが Vault に戻されたら(チェックイン)、他のメンバはモデル ファイルのローカル コピーを更新して Vault から最新バージョンを取得します。これにより、設計チームのメンバ全員が共同で作業を進めることができます。