Revit Cloud Worksharing には次へのアクセスが含まれます:
何を使用するか決定する
Revit クラウド ワークシェアリングで使用するツールを決定する際には、次のことを考慮します。
- 組織内で既に BIM 360 Team を Revit Cloud Worksharing とともに使用するように設定されている場合、引き続き同じソリューションを使用します。「ワークフロー: Revit クラウド ワークシェアリングおよび BIM 360 Team」を参照してください。BIM 360 Team は Revit 2015 から Revit 2018.3 まではサポートされていますが、Revit 2019 から、BIM 360 Team は Revit Cloud Worksharing ではサポートされないことにご注意ください。
- 組織内で BIM 360 Team を使用していない場合は、BIM 360 Document Managementを使用します。このソリューションは、より詳細な権限コントロール、強化されたセキュリティ、その他の設計コラボレーションツールとの統合を提供します。「ワークフロー: Revit クラウド ワークシェアリングおよび BIM 360 ドキュメント管理」を参照してください。
Revit クラウド ワークシェアリングを使用する
クラウドで Revit モデルを使用して共同作業をするには、モデルを BIM 360 ドキュメント管理や BIM 360 Team にアップロードする必要があります。アップロード処理中に、次のイベントが発生します。
- モデルのワークシェアリングが有効になっていない場合は、ワークシェアリングが自動的に有効化され、Revit モデルが BIM 360 プロジェクトにアップロードされ、ローカルにキャッシュされたバージョンがコンピュータ上に作成されます。
- モデルが既にワークシェアされている場合、Revit モデルが BIM 360 プロジェクトにアップロードされ、ローカルにキャッシュされたバージョンがコンピュータ上に作成されます。
Revit Cloud Worksharing を使用する代わりとして、Revit Server を使用して広域ネットワーク(WAN)経由でコラボレーションしたり、ファイルベースのワークシェアリングを使用してローカル エリア ネットワーク(LAN)経由でコラボレーションすることもできます。
Revit の[開く]ツールを使用してクラウド モデルにアクセスすると、Revit により、必ずクラウド モデルの最新バージョンで作業できます。Revit Cloud Worksharing を使用する場合、クラウド モデルのローカルにキャッシュされたバージョンは、フォルダ %LOCALAPPDATA%¥Autodesk¥Revit¥Revit¥<リリース>¥CollaborationCache に保存されます。コラボレーション キャッシュ内のデータは直接アクセスしたり、操作するものではないため、フォルダ名やファイル名は意図的に難読化されています。