衝突設定

衝突設定は、落下試験および発射体衝突スタディの設定を容易にします。解析タイプが[衝撃解析]として定義されている場合は、[衝突設定]がツリーの[サブケース]ブランチに表示されます。入力内容は、移動方向、初期速度、加速度だけで構成されています。接触状態の衝突体とターゲットの有効な方向固有振動が内部で計算されます。次に、これらの応答に基づいて、正確な初期時間増分と解析の持続時間を入力することで、重要なタイム ステップが自動的に計算されます。正確なタイム ステップの予測は、ピーク応答の振幅を計算し、接触イベント中にエネルギー バランスを維持するのに不可欠です。オプションとしてユーザ定義の時間増分と持続時間を指定できます。

ツリーに移動して[解析]を右クリックし、[衝撃解析を実行] - [衝撃解析設定]を選択します。次の衝撃解析設定が表示されます。

[実行]オプションを使用すると、Autodesk Nastran In-CAD は Autodesk Nastran ソルバーを使用してモデルを解析します。解析の進行状況は、別のタブ上に自動的に表示される[Autodesk Nastran ステータス]ウィンドウで確認できます。

[エディタで実行]オプションを使用すると、Autodesk Nastran In-CAD では選択したフォルダに保存する入力ファイルの名前を入力するようにプロンプトが表示されます。[保存]をクリックすると、解析を開始するためにモデルが自動的に Autodesk エディタにロードされます。