2019 の新機能

このリリースでは、新機能および機能強化により、さまざまな機能の拡張、解析精度の向上、および解析時間の短縮が実現しました。

このリリースは、以前のリリースと並存しながらインストールできます。ご使用のコンピュータで既存の製品をアンインストールする必要はありません。

Autodesk Moldflow Synergy - ユーザ インターフェース および Autodesk Moldflow Insight - ソルバー アプリケーションは、ライセンスとは別にインストールされます。製品のインストールを完了するには、両方のアプリケーションをインストールします。製品を初回実行する前に、Autodesk Network License Manager をインストールしてアクセス可能にしておく必要があります。

Network License Manager

注: この製品をインストールする前に、会社の「インストール」ドキュメントを確認することが重要です。Autodesk 2019 製品には NLM バージョン 11.14.1.3 が含まれています。また、2019 製品を使用するすべてのネットワーク ライセンス サーバで、NLM バージョン 11.14.1.3 を実行する必要があります。2019 クライアントは、NLM 11.13 を実行しているサーバからライセンスを取得することはできません。 ただし、Autodesk 製品の旧バージョンは NLM 11.14 でも機能します。
Network License Manager のインストールと設定に必要なすべての情報を得るには、『インストール管理者用ガイド』を参照してください。
警告: ネットワーク ライセンス マネージャは、フォルダ C:¥ Autodesk¥ にインストールされます。インストール中、既定のパスが、C:¥Program Files¥Autodesk¥File¥Autodesk として書き込まれますが、ネットワーク ライセンス マネージャは、既定の場所を変更した場合でも、常に C:¥Autodesk フォルダにインストールされます。

Simulation Job Manager

Moldflow 2019 には Simulation Job Manager (SJM) 7.1 が同梱されており、Moldflow 製品とともに自動的にインストールされます。

SJM の旧バージョンでは、ユーザごとに個別のインスタンスがインストールされましたが、SJM 7.1 では、システム上のユーザ数に関係なく、システムごとに 1 つのインスタンスのみが存在します。

複数のユーザ
Windows ではログオンしているユーザについてのみ SJM の旧バージョンを自動的に削除できるため、複数のオペレータが同じコンピュータを使用している場合、2019 Moldflow 製品のインストールが失敗することがあります。
この状況を解決するには、すべてのユーザのプロファイルに対するすべてのバージョンの SJM をアンインストールした後に、Moldflow 製品をインストールします。
SJM の複数のバージョン
Simulation Job Manager 7 をインストールすると、SJM の既存のバージョンに修正プログラムが適用されます。
Moldflow 2019 より後にインストールした Moldflow の旧バージョンの場合:
  1. Simulation Job Manager 6.x をアンインストールします。
    [コントロール パネル] > [プログラムと機能]に移動し、Simulation Job Manager 6.x をアンインストールします。
    重要: Simulation Job Manager 7 は、アンインストールしないでください。
  2. C:¥Program Files¥Autodesk¥Simulation Job Manager 7¥sjmClientPatcher.exe を実行します。

A360 Desktop

A360 Desktop の機能は廃止されました。このため、A360 Desktop へのアクセスがアイコン トレイから削除されました。

[Autodesk Account]タブと、それに含まれていた機能が、リボン UI から削除されました。削除された機能は次のようなものです。
アイコン 機能
Autodesk Account に保存
フォルダを開く
Web を起動

A360 ドライブに格納された情報には引き続き https://a360.autodesk.com/drive を介してアクセスできます。