結果について
解析時には、データは、アニメートできるプロットから結果サマリー形式のテキストまで、さまざまな形態で生成されます。このセクションでは、さまざまなフォーマットについて説明します。
このセクションの内容
解析結果サマリー
解析結果サマリーは実行した解析ごとに生成され、解析入力値と、解析または解析順序の各過程の結果が示されます。
スタディ ログ
スタディ ログは、解析を実行すると毎回生成され、解析のさまざまな側面について説明する複数のログで構成されます。スタディ ログは、使用した入力内容、発生したすべての警告またはエラーについてレポートし、充填および保圧過程完了時に生成される結果のサマリーを提供します。
解析チェック
解析チェック
のテキスト表示結果は各解析で生成され、解析中に発生した警告またはエラーをすべて列記します。解析順序の各解析に対してファイルが書き込まれます。
結果ファイル
Moldflow 結果ファイル
には、1 つまたは複数のスタディから選択した結果と解析ログが含まれます。また、
Moldflow 基準ファイル
が含まれることもあります。
基準ファイル
Moldflow 基準ファイル(*.criteria)
には、入力値および結果に対して、最適な値または範囲を示す 1 組の基準が含まれます。
有効な比較
同一成形品の設定をわずかに変更して作成した異なるスタディを元のスタディと比較することは、設計および製造プロセスの最適化に役立ちます。
ファイル拡張子
インターフェース ファイルおよび結果ファイルは、ファイル拡張子で識別可能です。次の表は、それぞれのファイルの種類の目的を説明しています。表の中で、「一時中間ファイル」、「一時ファイル」と説明しているファイルは、解析の完了後に削除しても問題ありません。
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結果のカスタマイズ
現在のタスクに必要な結果のみが生成されるように結果リストをカスタマイズします。これにより、結果リストを最小化して、ポストプロセス時間を節約できます。解析または解析順序の完了時に、既定の結果の組み合わせが生成されます。