新しい CAD 形状編集ツールを使用して加えた変更は、パラメトリック スタディ ビルダーによって変数として認識されます。これにより、状況に最も適したソリューションを見つけるために、プロセス設定と形状の両方を最適化することができます。
パラメトリック スタディは、次のメッシュ タイプに利用できます。
- Dual Domain メッシュ
- 3D メッシュ
また、次の熱可塑性樹脂射出成形解析順序に利用できます。
- 長所
- パラメトリック スタディ ビルダーに変数として CAD 形状を含めることによって、指定する CAD 形状の編集ごとに 1 つの解析を自動的に実行することにより、1 つまたは複数の CAD フィーチャーの編集の影響を調べることができます。これにより、成形品を製造する最良の方法および特定の制約に対処し続ける方法について詳細が提供されます。
- たとえば、フロー リーダーを作成し、元のモデルとの違いを解析できます。
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ヒント: 解析時間を短縮するためには、クラウド上でパラメトリック スタディを実行します。
- 基本的なワークフロー
- CAD 形状の編集内容を保存し、これをパラメトリック スタディ ビルダー内で変数として使用することができます。
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- プロジェクトを開くか、作成します。
- CAD モデルをインポートします。
- CAD サーフェスの編集ツールの 1 つを使用して、調査するCAD 変更を定義します。
- 選択した面、フィレット/面取り面(オプション)、面を移動する距離と方向を CAD 変更変数として保存するためには、[形状の編集を保存]をクリックします。
- 指定した CAD 変更の形状編集に関連する名前を入力します。
これで、保存した CAD 変更がパラメトリック スタディ ビルダー、およびリボン()でも利用可能になります。
- 「パラメトリック スタディ設定の前提条件」を完了します。
注: パラメトリック スタディ ビルダーは、CAD 変数が含まれると、元のメッシュ エンティティが削除されるように自動的にメッシュを再生成します。プロパティを保持するために、プロパティを CAD モデルと曲線でのみ設定し、メッシュ要素では設定しないでください。
- 「パラメトリック スタディの実行」作業に従います。
- 制限
- [CAD サーフェスの編集]は、成形品の肉厚と比較して小さな変更のための設計です。