新しく [CAD サーフェスの編集]ツールが含まれて、Autodesk Moldflow Synergy 内で直接 CAD 形状を編集できるようになりました。
- 長所
- 新しい[CAD サーフェスの編集]ツールを使用すれば、Moldflow 解析担当者は、CAD 成形品の設計者に頼ることなく、CAD モデルに対するあらゆる種類の編集を行うことができます。
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- 新しい[CAD サーフェスの編集]ツールにより、次のことが可能になります。
- 成形品の肉厚を増減する。
- セクション全体を移動する(リブ、穴、ボスの位置など)。
- 円柱断面または円形断面の直径を変更する。
- フィレットや面取りの形状を保持する。
- 基本的なワークフロー
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たとえば穴を移動するには、次の手順に従います。
図: 5 mm ベクトルに沿って穴を移動する前と移動した後
- をクリックして、CAD 面のみが選択されるようにします。
- モデル上で変更を加える面(1 つまたは複数)を選択します。
- ()をクリックします。
- 選択した面に隣接する面のフィレットや面取りの形状を保持したい場合は、[検索]ボタンをクリックして、フィレットまたは面取り、またはこの両方が自動的に検索されるようにします。検索結果のリストは、グラフィックス表示内の別の面を選択したり、[フィレット/面取り]リストに面の ID を入力することで調整できます。
- 選択した面を移動する方向と距離を表す[ベクトル(x,y,z)]座標を入力します。負の値を入力できます。
注: 最良の結果を得るには、調整を面の最小肉厚と比べて小さい値に収めます。
- [適用]をクリックします。