2017.3 の新機能

このリリースでは、新機能および機能強化により、さまざまな機能の拡張、解析精度の向上、および解析時間の短縮が実現しました。

注: このリリースは、他の 2017 リリースと並存しながらインストールできます。ご使用のコンピュータで既存の 2017 製品をアンインストールする必要はありません。

Autodesk Moldflow Synergy - ユーザ インタフェース および Autodesk Moldflow Insight - ソルバー アプリケーションは、ライセンスとは別にインストールされます。製品のインストールを完了するには、両方のアプリケーションをインストールします。製品を初回実行する前に、Autodesk Network License Manager をインストールしてアクセス可能にしておく必要があります。

Network License Manager のアップグレード

重要: 2017 FCS 以降では、すべての Autodesk 製品に Network License Manager (NLM)バージョン 11.13 が含まれています。このアップグレードに対応するには、2017 製品と連携するすべてのネットワーク ライセンス サーバも NLM バージョン 11.13以降を実行する必要があります。 Autodesk 2017 クライアントは、NLM 11.12 以前を実行するサーバからはライセンスを取得できません。

NLM は、製品のインストーラから[ツールとユーティリティ]オプションを使用してインストールできます。NLM の以前のバージョンがサーバにインストールされている場合は、そのバージョンをアンインストールします。古いバージョンが格納されていたフォルダに新しいバージョンをインストールします。すべての製品がライセンスを取得して起動できるようにするには、各ライセンス サーバで NLM が環境設定されている必要があります。NLM は使用する製品のインストール前または後にインストールできます。

Network License Manager のインストールと設定に必要なすべての情報を得るには、『インストール管理者用ガイド』を参照してください。
警告: ネットワーク ライセンス マネージャは、フォルダ C:¥ Autodesk¥ にインストールされます。インストール中、既定のパスが、C:¥Program Files¥Autodesk¥File¥Autodesk として書き込まれますが、ネットワーク ライセンス マネージャは、既定の場所を変更した場合でも、常に C:¥Autodesk フォルダにインストールされます。

Network License Manager の強化

LMTOOLS でサーバ ログを確認することで、ライセンスの使用状況を追跡し、誰がライセンスを引き出したかを把握できます。 現行の Moldflow 製品では、ジョブが Synergy から起動された場合に、NLM ログにユーザが SYSTEM として表示されます。この機能強化により、ジョブがジョブ マネージャによって Synergy から起動された場合でも、NLM にはライセンス チェックアウト用にユーザ名が表示されます。ジョブの発生元に関わらず、NLM のログにはライセンスのチェックアウト用にジョブ サブミッタの USERNAME@HOSTNAME が表示されるようになりました。

ログを確認するには、コンピュータに Network License Manager がインストールされている必要があります。LMTOOLSを開き、[View Log]([Config Services]タブにある)をクリックします。

Linux の更新

Autodesk Moldflow Insight - ソルバー は、Redhat 6.5/CentOS 6.5 以降でサポートされています。