Maya 流体エフェクト(Fluid Effects)は、流体のモーションをリアルにシミュレートしてレンダーするためのテクノロジです。流体エフェクト(Fluid Effects)を使用すると、2D や 3D のさまざまな種類の大気エフェクト、発火エフェクト、空間エフェクト、液体のエフェクトを作成できます。これらのエフェクトは流体エフェクト(Fluid Effects)animated texturesanimated texturesを使用してシミュレートできます。また、アニメートされたテクスチャとして流動体を使用すると、そのほかの特徴のある特有のエフェクトに適用することもできます。
流体エフェクト(Fluid Effects)には、リアルな大海原を作成するための 海洋(Ocean)シェーダも含まれています。海面にオブジェクトを浮かべて、これらのオブジェクトが海のモーションに反応するようにすることもできます。
流体エフェクト(Fluid Effects)では、以下のタイプのエフェクトを作成できます。
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リアルな大気エフェクト(クラウド、もや、フォグ、蒸気、煙など)  |
発火(火災、爆発、核爆発など)  |
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粘性のある流体（溶岩や泥など）  |
大海原(静かな海洋や、白波が泡立つ荒れた海洋など)  |
流体サンプル
独自の流体エフェクトを簡単に作成するには、Maya に付属する流体のサンプル ファイルを使用します。これらのファイルには、目的のエフェクトを手早く作成するための流体、ジオメトリ、シェーダ、ライト、および環境が含まれています。また、流体のサンプル ファイルには、流体シミュレーション(たとえばクラウド)の初期の開始位置が記述された定義済みの初期状態(すなわちキャッシュ)と、特定のエフェクトのアトリビュート設定が定義されたアトリビュート プリセットも含まれています。サンプル ファイルはシーンに読み込むことができ、変更せずに再生やレンダーを行ったり、変更してエフェクトをカスタマイズしたりすることができます。
流体のサンプル ファイル、初期状態、プリセットにアクセスするには、流体エフェクト > 流体サンプルの取得(Fluid Effects > Get Fluid Example)を選択します。
流体サンプルの使用方法については、流体サンプルを読み込むを参照してください。
流体のチュートリアル
流体エフェクト(Fluid Effects)を簡単に学ぶには、Maya に付属する流体エフェクトのチュートリアルを使用します。流体エフェクト(Fluid Effects)のチュートリアルは、Autodesk の Web サイトから入手可能な『Maya スタートアップ ガイド』マニュアルの総合的なチュートリアルの中の 1 つです。