このセクションのトピック
Bullet 物理エンジンを使用すると、大規模で高度にリアルなダイナミック シミュレーションやキネマティクス シミュレーションを作成することができます。Bullet を使用すると、フィルムやビジュアライゼーション用にレンダリングされたアニメーションのほか、ゲーム エンジンやリアルタイム シミュレーションのセットアップ用のコンテンツを作成できます。
nDynamics は Maya® Nucleus™ テクノロジで動作する動的なシミュレーション フレームワークです。Maya Nucleus システムは、nCloth、nParticle、nHair、ソフト ボディ、パッシブ衝突オブジェクト、ダイナミック コンストレイント、そして Maya Nucleus ソルバからなる一連の nucleus オブジェクトで構成されています。
nParticle は、Maya® Nucleus™ ダイナミック シミュレーション フレームワークを使用したパーティクル生成システムです。nParticles を使用して、火、煙、液体、インスタンス化されたジオメトリなど、さまざまなタイプのエフェクトを作成します。
Maya 流体エフェクトはリアルにシミュレーションを行い、流体の動きをレンダリングするためのテクノロジです。流体エフェクト(Fluid Effects)を使用すると、2D や 3D のさまざまな種類の大気エフェクト、発火エフェクト、空間エフェクト、液体のエフェクトを作成できます。これらのエフェクトは流体エフェクト ソルバを使用してシミュレートできます。また、アニメートされたテクスチャとして流動体を使用すると、そのほかの特徴のある特有のエフェクトを適用することも可能になりきます。
フィールドは、流体、ソフト ボディ、nParticle、nCloth などのダイナミック オブジェクトのモーションをアニメートするために使用するフォースです。たとえば、渦フィールドを放出された nParticle に接続して、渦巻状のモーションを作成することができます。
Maya のエフェクト(Effects)を使用すると、煙や火のような複雑なアニメーション エフェクトをすばやく作成することができます。それぞれの Maya エフェクトには各種のオプションやアトリビュートが用意されており、多様にエフェクトの調整を行うことができます。エフェクト アセットには、Maya のアセットとして管理される多数のプリセット エフェクトがあります。
ダイナミック リレーションシップ エディタ(Dynamic Relationships Editor)を使用して、nucleus、流体、Maya フィールド、エミッタ、および非 nucleus 衝突オブジェクト間のダイナミック リレーションシップを接続または接続解除します。
これらのエディタは、nucleus やその他のダイナミック オブジェクトで使用します。衝突イベント エディタ(Collision Events Editor)を使用すると、nParticle の衝突イベントを作成できます。ダイナミック リレーションシップ エディタ(Dynamic Relationships Editor)を使用して、パーティクル、nParticle、流体などのダイナミック オブジェクトと、フィールド、エミッタ、衝突オブジェクトとの間のダイナミック リレーションシップを接続および接続解除します。スプライト ウィザード(Sprite Wizard)を使用すると、nParticle のテクスチャ イメージまたはイメージ シーケンスを簡単に表示できます。