Maya でのレンダリングの設定

レンダーをセットアップするため、次の操作を実行できます。

ステータス ラインの をクリックして、レンダリングの設定(Render Setup)エディタを開きます。左側にレンダリングの設定(Render Setup)エディタ、右側にプロパティ エディタ(Property Editor)が表示された、レンダリングの設定(Render Setup)ワークスペース ウィンドウが表示されます。レンダリングの設定(Render Setup)エディタではレイヤ、コレクション、オーバーライドを作成できるのに対し、プロパティ エディタ(Property Editor)ではそれらの対応する値を設定できます。さらに、レンダリングの設定(Render Setup)エディタでは、シーン(Scene)タブを使用してシーン(マスター レイヤ)設定にアクセスできます。

レンダリング - 標準(Rendering - Standard)またはレンダリング - エキスパート(Rendering - Expert)ワークスペースを選択した場合、レンダリングの設定(Render Setup)プロパティ エディタ(Property Editor)ウィンドウが自動的にドッキングします。

このレンダーセットアップ システムと従来のレンダー レイヤ システムは、個々に独立したシステムで、指定された Maya のセッション中にいずれか 1 つだけを使用できます。また、指定されたシーンでは 2 つのシステムのいずれかを使用でき、両方を同時に使用することはできません。システムを切り替えるには、ウィンドウ > 設定/プリファレンス > プリファレンス(Windows > Settings/Preferences > Preferences)を選択してプリファレンス(Preferences)ウィンドウを開き、レンダリング(Rendering)カテゴリに移動します。旧式のレンダー レイヤ(Legacy Render Layers)またはレンダリングの設定(Render Setup)優先レンダー設定システム(Preferred Render Setup system)として選択し、Maya を再起動します。

注:

ただし、システムをバッチ レンダー シーン ファイルに切り替える必要はありません。

この例では、最初のレイヤにイカのキャラクタが含まれているコレクションがあります。オーバーライドはシェーダの透明度アトリビュートに適用されるため、Killamari_shaders サブコレクションが自動的に作成されます。2 番目のレイヤには、Minion キャラクタのアーマーが含まれているコレクションがあり、相対オーバーライドが回転アトリビュートに適用され、別の相対オーバーライドが移動アトリビュートに適用されます。