パフォーマンスに関する新機能

新しい評価マネージャによるリグの並列評価

評価マネージャ(Evaluation Manager)は新しい平行評価システムで、キャラクタ リグの再生と操作の速度向上に役立ちます。新しいシステムは、使用可能なコンピューティング リソース(コアとグラフィックス プロセッサ)を活用するためにマルチスレッド化されています。旧バージョンの Maya には、1 つの評価システム(DG モード)しか含まれていませんでした。

アニメーション(Animation)(設定)プリファレンス評価(Evaluation)セクションで、次の 3 つの新しい評価モードから選択します。

ヘッドアップ ディスプレイの評価マネージャ オプション
表示(Display)メニューで新しい評価(Evaluation)オプション(表示 > ヘッドアップ ディスプレイ(Display > Heads Up Display))を使用すると、新しい評価モードで得られるパフォーマンスの向上を比較することができます。「ヘッドアップ ディスプレイ(Heads Up Display) (HUD) オプション」を参照してください。
評価からノードを除外する
新しいノードの動作、フリーズは、評価マネージャ(Evaluation Manager)による問題のあるノードの評価を一時的に無効にできるようにします。問題のあるノードは、再生速度低下させるため、無効にすることでパフォーマンスを向上できます。

プロファイラ ツール

プロファイラ(Profiler)では、各プロセスが使用する時間の長さを記録してグラフに示すことにより、シーンのパフォーマンスのボトルネックを特定することができます。

プロファイラ(Profiler)ウィンドウを開くには、ウィンドウ > 一般エディタ > プロファイラ(Window > General Editors > Profiler)を選択します。

追加のパフォーマンスの機能

このバージョンの Maya でのその他のパフォーマンスの強化: