ピボット ポイントを変更する

ピボット ポイントは、オブジェクトの回転やスケールを行う際の中心位置を定義します。既定では、オブジェクトのピボット ポイントはオブジェクトの中心に配置されます。前腕が肩から回転するなど、特定のポイントを中心にオブジェクトを回転させる場合には、ピボットの位置を調整する必要があります。カスタム ピボット編集モードが、オブジェクトおよびコンポーネントのピボット ポイントを設定するための既定の方法です。

変換 ピボットとのリレーションシップ

移動(Move)

ピボット ポイントを移動します(オブジェクトがピボット ポイントに沿って移動します)。

スケール(Scale)

ピボット ポイントから外に向けて、またはピボット ポイントに向かってオブジェクトをスケールします。

回転(Rotation)

ピボット ポイントを中心にオブジェクトを回転します。

カスタム ピボット編集モード

カスタム ピボット編集モード(ホットキー: [Insert]または[D])では、ピボット位置と軸方向を設定できます。このモードを使用してピボット ポイントを移動することや、ピボットの固定、カスタム ピボットのコンポーネントへの方向付けスナップなどのより複雑な編集を行うことができます。

次のホットキーを使用して、カスタム ピボットの位置と軸方向を調整できます。
  • [Ctrl] = 軸方向を調整します
  • [Shift] = ピボット位置を調整します
  • [Shift] + [Ctrl] = ピボット位置と軸方向を調整します
ヒント: マニピュレータ プリファレンス(Manipulator preferences)ピボット マニピュレータ(Pivot Manipulator)オプションを使用して、カスタム ピボットマニピュレータの方向ハンドルを非表示または調整します。