Autodesk® Maya® 2018 の新機能へようこそ。
このリリースには、ワークフローに関する主な改善点、およびコンテンツ作成をこれまで以上に簡素化するための新機能が含まれています。
新しい UV エディタ(UV Editor)によって UV ワークフローが一新され、UV レイアウトを簡単に作成するための強力なツールが組みこまれました。Maya 全体にわたるグローバル シンメトリのサポートの強化や、四角ポリゴン描画(Quad Draw)、マルチカット(Multi-Cut)、およびライブ オブジェクトに対する改善点と組み合わせることにより、モデルの作成やテクスチャ化をこれまでよりも短時間で行えるようになりました。
新しい束モディファイアを使用すると、ヘアの均一な流れを不均一にすることができ、さらに自然な XGen インタラクティブ グルーミングを表現できます。また、衝突モディファイアを使用すると、ヘアが他のメッシュ(帽子など)に反応するようになります。一方、ワークフローに関する一般的な改善点および新しい ShaderFX Game Hair シェーダが追加されたことで、このツールはゲーム キャラクタのヘアを作成するのに理想的なツールになりました。どの種類のグルーミングを使用すればよいかを確認するには、新しい「XGen のラーニング パス」を参照してください。
OSD 3.1 との互換性を維持するビューポート 2.0 への更新、 複雑なシェーディング ネットワーク、ディスプレイスメント、ライト シャドウ、およびアンビエント オクルージョンにより、レンダリングしたイメージの外観をリアルタイムで把握しやすくなりました。また、レンダリングの設定(Render Setup)システムが強化されたことで、コレクションやオーバーライド、およびシーケンスやバッチ レンダーの作成および調整を簡単に行えるようになりました。Maya のインストールには Arnold 5 が付属していて、この中に新しい物理ベースのサーフェス、ヘア シェーダとボリューム シェーダ、新しいユーティリティ シェーダ、ライト グループ AOV およびライト パスのエクスプレッションのサポート、カラー管理サポートの改善などの機能が含まれています。
新しい MASH ダイナミクスを使用すると、MASH ネットワークに動的なプロパティを適用することができます。これらは既存の MASH ノードと共にスタックされるため、数回クリックするだけで視覚的に魅力的なモーション グラフィックスをすばやく作成することができます。新しいプリミティブでこれらの機能を試してください。複雑で有機的なシェイプを作成し、即座にアニメートすることができます。
Bifrost およびアニメーションにも多数の改善が行われ、泡や時間の形式をそれぞれ使用しているときにこれらの機能を拡張できるようになりました。
Maya 2018 には、プラグインの開発者を対象とした、Maya API に対する重要な更新が多数含まれています。「Maya 2018 の API の新機能」を参照してください。