Stingray ゲーム エンジンでの作業

Maya LTは、新しい Autodesk Stingray ゲーム エンジンとの強力な連携性を持つようになりました。これにより、3D アセットの制作パイプラインを合理化することができます。いくつかの主要なワークフローを使用することで、設計の反復が可能となり、アセットがゲームのコンテキストでいかに表示されるかを簡単に確認できます。

アセットの送信、ビューポートの接続

Stingray のインストール フォルダに含まれている DCC リンク プラグインをインストールすると、Maya LT で次の機能を利用できるようになります。

ビジュアル パリティ

DCC リンク プラグインをインストールしなくても、ShaderFX の Stingray 物理ベース ノードで作成されたあらゆるマテリアルを Maya LT または Stingray のいずれかにロードして保存することができます。そのため、マテリアルの作成は一度だけで済み、いずれかのツールで作成したマテリアルは他方でも同様の外観で表示できます。このプラグインを使用して Maya LT から Stingray にオブジェクトを送信した場合、既定でマテリアルもともに書き出されます。

Maya LT のカラー管理システムの一部である Stingray トーンマップにより、Maya LT と Stingray 間の 3D アセットのビジュアル パリティが、より一層確実なものになります。詳細については、「既定のビュー変換を選択する」および「カラー管理シーンをプレビューする」を参照してください。

PhysX プラグインのサポート

Stingray をインストールすることによって、NVIDIA PhysX plug-in for Maya LT も使用できるようになります。これにより、PhysX ラグドール、リジッド ボディ、コンストレイントを作成するツールが追加されます。PhysX のプラグインをインストールする方法についての詳細は、「Stingray と PhysX plug-in for Maya を有効化するMaya LT」を参照してください。

関連項目