シェイプ ジェネレータの概要

シェイプ ジェネレータは、構造的に有効な軽量パーツを設計する新しい手法です。

シェイプ ジェネレータでは、指定した拘束に基づいて、パーツの剛性を最大化するインテリジェントな方法が導入されています。このテクノロジは、Inventor に統合されているため、設計プロセスに簡単に組み込むことができます。シェイプ ジェネレータを使用すると、設計の微調整のガイドとなる 3D メッシュが生成されます。これは、初期の設計段階またはコンセプト設計段階で使用するのが最適です。

上図では、シェイプ ジェネレータがいかに円滑に設計プロセスの一部になるかを示しています。
  1. 最初の手順では、パーツ モデルの構築ボリュームまたは近似を作成します。モデルには、2 つのピンの位置、力が適用される接触サーフェスなど、前提条件となる接触点を含める必要があります。
  2. 構築ボリュームを定義すると、(ガイド形状の作成時に、プロセスで変更されない)保持(禁止)領域を指定し、拘束および使用時にパーツで発生する力を適用することができます。
  3. 設計基準を指定したら、シェイプ ジェネレータ スタディを実行して、基準に基づいてメッシュを生成します。
  4. メッシュは、構築ボリューム モデルを修正する場合のガイドとして使用できます。編集内容に基づいて、近似から設計にモデルが変換されます。
注: アセンブリまたはマルチボディ パーツ(複数のボディで構成される単一のパーツ)の場合、シェイプ ジェネレータはサポートされません。

シェイプ ジェネレータの使用方法を学習する

開始するには、シェイプ ジェネレータのガイド チュートリアルを試してください。チュートリアルを開くには、次の手順を実行します。

  1. [スタートアップ]タブの[チュートリアル]アイコン をクリックします。
  2. [インストールしたチュートリアル]のギャラリーで、[シェイプ ジェネレータ]のチュートリアルを探します。