概要 - コンポーネント道路の注釈

InfraWorks では、選択内容とビューの位置に応じて、コンポーネント道路に関するキャンバス内注釈が表示されます。

注: 注釈に表示される計測値の単位は、[アプリケーション オプション]で指定した計測単位に対応します。

道路の注記を編集できる場合があります。編集可能な道路の注釈に関する詳細については、下の表を参照してください。注釈はすべて、道路のコンポーネントの編集に役立つ情報を示します。選択内容とビューの位置に応じて、モデルには次の値が表示されます。

道路の注釈を非表示にするには: 道路を選択した状態で右クリックして、[道路のジオメトリを表示]のチェック マークをはずします。このオプションでは、水平ジオメトリや垂直ジオメトリを編集するための道路のマニピュレータも非表示になることに注意してください。再度表示するには、[道路のジオメトリを表示]のチェック マークを付けます。

注: 選択したコンポーネント道路の[道路のジオメトリを表示]をオンにしても注釈が表示されない場合は、高レベルの[視覚化]メニューの[インタラクションの設定]メニューから[キャンバス内ラベル]コントロールをオンにする必要があります。[キャンバス内ラベル]は、現在の高レベル ビュー(エンジニアリング ビューまたはコンセプト ビュー)での注釈やその他のラベルの既定の表示(表示または非表示)をコントロールします。ビューごとに異なる既定を設定できます。

注釈は、次のような異なるズーム レベルで表示されます。

コンポーネント道路の注釈は、道路を選択して拡大ズームすると表示されます。選択した道路から著しく縮小ズームすると、注釈はまったく見えなくなります。

道路の注釈を非表示

ただし、選択した道路に拡大ズームすると、ビューポートの位置が選択した道路またはコンポーネントからどれだけ離れているかに応じて、注釈のサイズが調整され、表示される詳細が増加します。

道路の注釈を表示

水平方向の道路ジオメトリ(平面図ビュー)

上から道路の水平方向のジオメトリを見ている場合、モデルには交点、円曲線の終点など、水平方向のジオメトリの測点の値が表示されます。

平面図ビューでは、固定増分測点ラベルも 100 フィートまたは 50 メートル間隔で表示されます。

道路の注釈平面図ビュー

水平方向のジオメトリ(緩和曲線-曲線-緩和曲線)

水平方向の緩和曲線-曲線-緩和曲線ジオメトリの変化点のラベルには、設定で変更できない接頭辞が含まれます。さらに、曲線の半径、曲線の長さ、および始点側緩和曲線と終点側緩和曲線の A 値もキャンバス内に表示されます。

水平方向のジオメトリ(緩和曲線-曲線-緩和曲線)

注: 曲線半径と A 値は編集可能です。曲線半径値ラベルまたは A 値ラベルをクリックして新しい値を入力し、キャンバス内で曲線プロパティを直接修正します。また、スタックでこれらの値を修正することもできます。

水平方向のジオメトリ(曲線)

水平方向の曲線ジオメトリのラベルには、設定で変更できない接頭辞が含まれます。

水平方向のジオメトリ(曲線)

垂直方向のジオメトリ(縦断ビュー)

オービットを使用して道路の垂直プロファイルを表示すると、モデルには勾配変移点や円曲線の終点など、垂直プロファイル点の測点の値と標高が表示されます。

垂直方向のジオメトリ

路側のグレーディング

コンポーネント道路の路側のグレーディング領域を選択すると、モデルには選択したグレーディング領域の長さの値が表示されます。表示される値は動的で、路側のグレーディング領域を分割または修正すると更新されます。

路側のグレーディング

コンポーネント道路の遷移

[内摺り付け]または[外摺り付け]、またはこの両方が適用されたコンポーネント パーツを選択すると、モデルにはコンポーネントのテーパの付いた遷移と全幅区間の長さが表示されます。表示される値は動的で、道路の遷移の長さを修正すると更新されます。

コンポーネント道路の遷移

コンポーネント パーツの長さ

InfraWorks では、コンポーネント道路アセンブリの個々のコンポーネント パーツを選択すると、選択したコンポーネントの長さが計算されて表示されます。コンポーネント パーツのラベルの値は動的で、コンポーネントの長さを分割または修正すると更新されます。

コンポーネント パーツの長さ

地役権、区画、優先道路

地役権、区画、または優先道路を選択すると、モデルには選択した地役権、区画、または優先道路の面積の値が表示されます。これらの値は動的で、地役権、区画、優先道路の面積を修正すると更新されます。

地役権、区画、優先道路