パーツ形状と温度または含水率の変化による積層のスプリングインの角度を計算します。
をクリックして以下に示されている[スプリングイン]ダイアログを開きます。
[スプリングイン]ウィンドウには 2 つのタブが含まれています。
- 積層: 計算機で使用される積層を定義します。積層は次の 2 つの方法のいずれかで定義することができます。
- 既存の積層を使用する: Helius Composite 材料データベースに保存されているあらゆる積層を、この[積層]タブに読み込んでロードすることができます。データベース内で利用可能な積層のリストを参照するには、[積層]タブの[開く]をクリックします。目的の積層の名前をダブルクリックして、リストから積層を選択することができます。これにより、Helius Composite によって選択した積層の材料データ ファイルが読み取られ、そのデータが表示されます。[積層]タブの表示ウィンドウに表示される積層データには、積層の各材料層の材料タイプ、厚さ、繊維配向角度が含まれています。
- 新しい積層を作成する: 材料データベースに保管されている積層を使用するのではなく、以前のセクション(「新しい積層を作成する」)で説明したのと同じ手順を使って、[積層]タブで新しい積層を作成することができます。新しい積層に対する材料や形状データを定義したら、[積層名]ボックスに積層の名前を入力します。[保存]をクリックしてこの新しい材料を材料データベースに保存すると、この積層を使って任意の解析を行うことができるようになります。(注: [スプリングイン]ウィンドウが開いているとき、[単層]ドロップダウン メニューには、材料データベースで利用可能なすべての単層が含まれています。)
- 計算: [スプリングイン]ウィンドウの[計算]タブをクリックして次の画面を表示します。
x 軸周辺の部分の角度(θ X)、y 軸周辺の部分の角度(θ Y)、x 方向の曲率半径、y 方向の曲率半径、温度変化(デルタ温度)、含水率変化(デルタ含水率)の 6 つの荷重入力が利用できます。
注: 非対称積層のみ、曲率半径の入力が必要です。
入力が完了したら、[計算]をクリックします。次のような結果が表示されます。
- θ - パーツ形状と水分荷重または熱荷重による積層の角度の変化です。