レベル 2: 基本図面、線図図面、および土木図面

設計オブジェクトを作成したら、ワークフローのレベル 2 にいくつかのタイプの図面(基本図面、線図図面、土木図面など)を作成できます。

マルチユーザ環境では、エンジニアと設計者はコア プロジェクト オブジェクトが複合図面で参照されるようにして、図面サイズを維持し、コア オブジェクトの意図しない変更を防ぐことができます。同時に、技術者と製図担当者は必要に応じて平面図セットと製作図を作成できます。

基本図面

ユーティリティ基本図面やグレーディング基本図面などの基本図面は、レベル 1 図面からのデータ参照を組み合わせることによって作成できます。また、基本図面を使用すると、サイトの既存の条件を表示し、その図面をサイト フィーチャ計画または平面図セットで参照できます。

線図図面

線図図面の作成は、ときとして土木計画と基本図面の作成の中間に位置します。線図図面には、既存の条件を構築または表現するための線図と AutoCAD オブジェクト(線分、文字、ブロックなど)が含まれています。線図図面には Autodesk Civil 3D オブジェクトは含まれませんが、線図図面をプロジェクトに追加することで、それらを管理し、ワークフローの後半で参照できます。

土木計画

土木計画(コリドー設計、勾配計画、サイト計画など)は、設計オブジェクトを組み合わせてプロジェクト用の他の設計オブジェクトを作成することから構築されます。たとえば、コリドー モデル図面では、データ参照を使用して線形と縦断をそれらのソース図面から、および現況地盤サーフェスをそのソース図面から組み込むことによって、図面を管理しやすいサイズに維持できます。