お試しください: 複数の環境設定を持つダイナミック ブロックを作成する

異なるテーブルと椅子の環境設定を持つ独自のダイナミック ブロックを作成します。

注: 手順、イメージ、ビデオは、お使いのバージョンの製品と若干異なる場合があります。

可視性の状態を使用して、任意の数の異なる環境設定のブロックを作成することができます。この例では、4 つの椅子を備えた円形のテーブルまたは 8 つの椅子を備えた長方形のテーブルのいずれかを表すブロックを作成します。

ブロックを作成する

  1. 空白の図面に、円形のテーブルと 4 つの椅子を表すジオメトリを作成します。椅子は装飾的である必要はなく、単純な円でもかまいません。円の中心を 0,0 に配置します。
  2. 矩形テーブルのジオメトリも、中心を 0,0 にして作成します。長方形のテーブルの周囲に 8 個、椅子を複写します。一部のジオメトリ(たとえば 2 つの椅子など)を両方の環境設定で使用しても問題ありません。
  3. [挿入]タブ > [ブロック定義]パネル > [ブロック作成]をクリックします。 検索
  4. ブロックに名前を付け、ジオメトリをすべて選択して[OK]をクリックします。

可視性の状態を追加してダイナミックにする

  1. 図面に戻り、ブロックをダブルクリックし、[ブロック定義を編集]ダイアログ ボックスで[OK]を選択します。これにより、ブロック エディタ環境と[ブロック エディタ]リボン タブが表示されます。
  2. [ブロック オーサリング パレット]が表示されない場合は、[ブロック エディタ]タブ > [管理]パネル > [オーサリング パレット]をクリックします。 検索

    これで、このブロックのダイナミック部分を定義する準備が整いました。この例では、2 つの可視性の状態を定義します。可視性の状態は、その状態が選択されたときに表示されるジオメトリを定義します。心配ありません。最後に試したときに、さらに明確になります。

  3. オーサリング パレットの[パラメータ]タブ > [可視性]をクリックします。
  4. ジオメトリの近くにパラメータ コントロールを配置します。このブロックを図面に挿入した後に、このパラメータを選択して状態を変更します。位置は重要ではありません。
  5. [ブロック エディタ]タブ > [可視性]パネル > [可視性の状態]をクリックします。 検索
  6. [可視性の状態]ダイアログ ボックスで、円形のテーブル用と長方形のテーブル用の 2 つの状態を作成します。
    1. [名前変更]をクリックし、「円形」と入力して既定の状態の名前を変更します。
    2. [可視性の状態]ダイアログ ボックスで[新規作成]をクリックし、「長方形」と入力して[OK]をクリックし、2 番目の状態を作成します。
    3. [OK]をクリックして[可視性の状態]ダイアログ ボックスを終了します。

    これによって 2 つの状態が作成されますが、各状態でどのオブジェクトを非表示にするかを定義する必要があります。作成した 2 つの可視性の状態を含むドロップダウン リストが、リボンに表示されるようになります。

  7. ドロップダウン リストから[円形]を選択します。
  8. 円形のテーブルの環境設定の一部ではないすべてのオブジェクトを選択します。
  9. [ブロック エディタ]タブ > [可視性]パネル > [不可視にする] 検索をクリックします。
  10. ドロップダウン リストから[長方形]選択します。
  11. 長方形のテーブルの環境設定の一部ではないすべてのオブジェクトを選択します。
  12. [ブロック エディタ]タブ > [可視性]パネル > [不可視にする]をクリックします。 検索

ブロックを使用する準備が整いましたが、まずそれをテストします。

ブロックをテスト、保存する

  1. [ブロック エディタ]タブ > [開く/保存]パネル > [ブロックをテスト]をクリックします。 検索
  2. ブロックを選択し、ブロックの近くに配置したパラメータ コントロールをクリックします。
  3. ブロックの環境設定を確認するには、状態を選択します。
  4. それぞれの環境設定のテストを繰り返します。
  5. [閉じる]パネル > [テスト ブロックを閉じる]をクリックします。
  6. [ブロック エディタ]タブ > [閉じる]パネル > [エディタを閉じる]をクリックします。
  7. プロンプトが表示されたら、変更を保存します。

図面上で独自のブロックを試すことができるようになりました。まず、ブロックを選択して、ダイナミック ブロック パラメータ コントロールを確認してください。ブロックをフォルダに保存して任意の図面で使用するには、WBLOCK[ブロック書き出し]コマンドを使用します。