概要 - オブジェクトスナップを使用する

オブジェクトスナップを使用すると、コマンドの実行中に点の入力を求めるプロンプトが表示されるたびにオブジェクトの正確な位置を指定することができます。

たとえば、オブジェクトスナップを使用して円の中心から別の線分の中点までの線分を作成することができます。

点の指定を求めるプロンプトが表示された場合は、いつでもオブジェクトスナップを指定できます。カーソルをオブジェクト上のオブジェクトスナップの位置に移動すると、マーカーとツールチップが表示されます。AutoSnap^™ というこの機能により、有効なオブジェクトスナップを一目で確認できます。

オブジェクトスナップを指定する

点の指定を求めるプロンプトでオブジェクトスナップを指定するには、次のいずれかの操作を実行します。

[Shift]を押しながら右クリックして、オブジェクトスナップのショートカットメニューを表示します。
右クリックして、[オブジェクトスナップの優先]サブメニューからオブジェクトスナップを選択します。
[オブジェクトスナップ]ツールバーのオブジェクトスナップのボタンをクリックします。
オブジェクトスナップの名前を入力します。

点の指定を求めるプロンプトに対してオブジェクトスナップを指定した場合は、次に指定する点に対してのみオブジェクトスナップが適用されます。オブジェクトスナップは、点の指定を求めるプロンプトが表示されたときにのみ機能します。

注: オブジェクトスナップでハッチングオブジェクトが無視されるように設定するには、システム変数 OSOPTIONS を使用します。

定常オブジェクトスナップを使用する

1 つまたは複数のオブジェクトスナップを繰り返し使用する必要がある場合は、これ以降のすべてのコマンドで保持される「定常オブジェクトスナップ」をオンにできます。たとえば、定常オブジェクトスナップとして[端点]、[中点]、[中心]を設定できます。

ステータスバーの[オブジェクトスナップ]ボタンをクリックするか[F3]を押して、定常オブジェクトスナップのオン/オフを切り替えます。
ステータスバーの[オブジェクトスナップ]ボタンの横にある下矢印をクリックし、次に保持するオブジェクトスナップをクリックします。
検索

ヒント: 複数の定常オブジェクトスナップがオンになっている場合は、同じ位置に複数のオブジェクトスナップが適用されることがあります。[Tab]を押してオブジェクトスナップを切り替えてから、点を指定できます。