概要 - レイアウト ビューポート

対象製品: 2018.1 Update 以降

レイアウト ビューポートは、モデル空間のビューを表示するオブジェクトです。それらを作成し、尺度を調整し、レイアウト上のペーパー空間に配置します。ビューポートを作成した後は、必要に応じてサイズやプロパティを変更したり、尺度を設定したり移動することもできます。

各レイアウトに、1つ または複数のレイアウト ビューポートを作成することができます。各レイアウト ビューポートは、指定した尺度と方向でモデルのビューを表示するテレビ モニタのようなものです。

レイアウト ビューポートを作成する

MVIEW[浮動ニューポート管理]コマンドを使用して新しいレイアウト ビューポートを作成する場合、表示するビューを、次のいくつかの方法のいずれかで指定します。

注: レイアウト ビューポートは、専用の画層に作成することが重要です。図面の出力の準備ができたら、レイアウト ビューポートの境界が印刷されないように、その画層を非表示にすることとができます。

レイアウト ビューポートを修正する

レイアウト ビューポートの作成後は、そのサイズやプロパティを変更できます。さらに、必要に応じて、尺度を変更したり、移動することもできます。

注: それらはオブジェクトなので、レイアウト ビューポートに対して、COPY[複写]、MOVE[移動]、ERASE[削除]などの編集コマンドを使用することもできます。

ロックしたレイアウト ビューポート

不用意に画面移動やズームが行われないように、各レイアウト ビューポートには[ビューをロック]プロパティがあり、オンまたはオフに切り替えることができます。このプロパティには、[プロパティ]パレット、レイアウト ビューポートを選択している場合は右クリック メニュー、リボンの[レイアウト ビューポート]タブのボタン、および 1 つまたは複数のレイアウト ビューポートを選択している場合はステータス バーのボタンからアクセスできます。