レイヤ標準でレイヤを作成するには

現在図面で選択されているレイヤ標準に準拠するレイヤを作成するには、次の操作を実行します。 レイヤ標準は、標準の中で定義されている構造に従った新しいレイヤの命名規則を定義します。 AutoCAD Architecture 2022 toolset では、必要に応じて、現在のレイヤ標準に従ってレイヤが作成されます。たとえば、図面に壁を追加すると、壁レイヤがまだ存在しない場合、必要な壁レイヤが作成されます。

レイヤ標準は、AIA や BS1192 などの建築標準を基にすることも、会社の標準や他の標準を表すレイヤ標準をユーザが定義することもできます。 AutoCAD Architecture 2022 toolset には、事前に定義されたレイヤ標準とそれに合ったレイヤ キー スタイルが付属しています。

  1. 必要に応じて、[ホーム]タブ[画層]パネル[レイヤ プロパティ]をクリックして[画層プロパティ管理]を開きます。
  2. をクリックします。
  3. レイヤ標準]で、使用するレイヤ標準を選択します。
  4. レイヤ標準情報を指定します。

    ここで使用できるフィールドは、使用するレイヤ標準によって異なります。

    使用可能なフィールドで値を選択するには、選択の[...]ボタンをクリックし、いずれかの値を選択します。

    また、新しい値を入力することもできます。ただし、レイヤ標準のコンポーネントに対して指定されているパラメータに従って入力する必要があります。

    終了すると、選択した値の組み合わせが、[レイヤ名]フィールドと[説明]フィールドに表示されます。 たとえば、BS1192 レイヤ標準に従って倉庫の棚用の新しいレイヤを作成した場合、その名前は A746G となります。

    注: 新しいレイヤの名前が、現在のレイヤ キー スタイルの既存レイヤと同じである場合、新しいレイヤのプロパティは、既存レイヤのプロパティで自動的に更新されます。
  5. 新しいレイヤをすぐに現在のレイヤにする場合は、[現在にする]を選択します。
  6. 一覧からレイヤの色を選択します。

    希望の色が一覧に存在しない場合は、[色選択]を選択し、色を選択します。

  7. 線種を選択します。

    希望の線種が一覧に存在しない場合は、[その他]を選択し、[線種を選択]ダイアログ ボックスから線種を選択します。

  8. 線の太さを選択します。
  9. 印刷スタイルを選択します。

    新しいレイヤを印刷しない場合は、印刷設定を解除します。

  10. [OK]をクリックします。