概要 - ドアと窓

ドアと窓によって、AutoCAD Architecture の 3 つの主要オブジェクト スタイルである ドア、窓、組合わせ窓が構成されています。

ドア スタイル

命名規則:

壁スタイルと同様、ドア スタイルの名前では、ドアに関するできる限りの情報を提供する必要があります。形式:

<ドア操作> - <ドア タイプ> - <(省略可能)ドア形状> <(省略可能)枠タイプ>...

注: 形状が指定されていないドアは矩形とみなされます。

ドア スタイル名の例:

ドア スタイルの説明 名前の例
片開き、矩形のフラッシュ ドア 片開き-開き戸
外壁にのみ使用する片開き、矩形のフラッシュ ドア 片開き-開き戸-外壁
両開きのアーチ型パネル ドア 両開き-開き戸-アーチ型-パネル
外壁用の片開きのオーバーヘッド ドア オーバーヘッド-片開き-パネル-外壁
組合わせ窓で使用する、片開き、全面ガラスのドア 片開き-開き戸-全面ガラス-組合わせ
重要: アセンブリにのみ使用することを意図したドアは、その旨を示すことが重要です。多くの場合、それが定義されているアセンブリとは独立して窓を壁に挿入すると、正しく見えない条件が定義されています。

ドア スタイルにおける推奨事項:

窓スタイル

命名規則:

窓スタイルの命名規則はドアの命名規則に似ていますが、より多くの項目が省略可能となり、次のようにやや緩やかになっています。

<(省略可能)窓の操作> - <窓のタイプ> - <(省略可能)窓の形状> <(省略可能)枠タイプ>...

注: 窓の形状が指定されていない窓は、矩形とみなされます。操作が指定されていない窓は、固定とみなされます。

窓スタイル名の例:

窓スタイルの説明 名前の例
矩形のはめ殺しの窓 はめ殺し
アーチ型両開き窓 両開き - アーチ型
組合せ窓にのみ使用される突出し窓 突出し - 組合せ窓
重要: アセンブリにのみ使用することを意図した窓は、その旨を示すことが重要です。多くの場合、それが定義されているアセンブリとは独立して窓を壁に挿入すると、正しく見えない条件が定義されています。

窓スタイルにおける推奨事項:

組合せ窓スタイル

命名規則:

組合せ窓の命名規則は、その中に含まれる面材オブジェクトやセル調整パラメータをできるだけ反映し、必要ならアセンブリ内の面材の大まかな位置も反映する必要があります。また、面材のサイズが固定の場合には、それも表現すると有効です。異なる面材は「+」記号で区切ります。これらは緩いガイドラインです。組合せ窓アセンブリ スタイルは非常に拡張性が高く、面材とグリッドの組み合わせは事実上無限にあるため、すべての条件に適用できる固定の命名規則を決めることは不可能です。

<面材タイプ> <(省略可能)面材のサイズ> <(省略可能)面材の位置> <(省略可能)セルの調整パラメータ> + <次の面材タイプ>....<(省略可能)組合せ窓の形状>

注: 形状が指定されていない組合せ窓は、矩形と仮定されます。非常に複雑な組合せ窓の場合は、あまり目立たない面材の種類やパラメータをいくつか省略し、より完全なスタイルの説明に含めることもできます。

組合せ窓スタイル名の例:

組合せ窓スタイルの説明 名前の例
4’ 窓を持ち、2 フィートの高さのアーチ型の欄間が中央に配置され、アセンブリ幅の変更に従って 4’ サイズが収容できるまで側面のセルが拡張されるように設定された、アーチ型のアセンブリ 窓4-0 中央 拡大 + 欄間 2-0 中央 アーチ型
両側に幅が可変の側面採光があり、欄間のある両開き-開き戸ドア 両開き-開き戸 6-0x6-8 + 側面採光 + 欄間
側面採光1つと欄間のある、右側が開く片開き-開き戸ドア 片開き-開き戸 3-9x6-8 右 + 側面採光 + 欄間

組合せ窓スタイルにおける推奨事項: