概要 - 洪水シミュレーション
[洪水シミュレーション]を使用して、モデルで 2D 洪水シミュレーションをシミュレートしたり、視覚化したり、解析することができます。洪水シミュレーションは、定義するパラメータにより、内陸または沿岸の洪水プロジェクトに使用できます。
注意: InfraWorks では、Hydronia, LLC から入手可能なサードパーティ製の RiverFlow2D プラグインを購入してインストールしたユーザに対してのみ洪水シミュレーションがサポートされます。
洪水シミュレーションでは、浅水方程式モデルが使用されます。ユーザが定義する降雨または潮の変化のパラメータ、またはこの両方のパラメータにより、モデルで内陸または沿岸の洪水を正確に予測したり、シミュレーションすることができます。これは、洪水の水圧のルーティングのモデリングと組み合わせることで可能になります。
洪水シミュレーション調査領域の境界を定義することから始めます。InfraWorks により、指定した領域の地形サーフェスの再メッシュが実行されます。流入と流出の境界を割り当て、シミュレーションのパラメータを定義すると、InfraWorks により、この情報が演算のために Hydronia RiverFlow2D に渡されます。
- シミュレーション領域とモデルの流入と流出を作成する。
- 1 つまたは複数の流入位置を割り当てる。
- [流量 VS 時間]ハイドログラフ流入、または[標高 VS 時間]静的ハイドログラフ流入を使用する。
- 単純化されたサーフェス メッシュの自動作成。
- モデルの均一なマニング n 値を確立する。
- シミュレーションの時間と間隔を決定する。
- Hydronia RiverFlow2D モデルを使用してシミュレーションを実行する。
- 結果の洪水面をモデルでの標高、深さ、速度別にアニメーション化する。
- 洪水シミュレーションの任意の時点で 2D スナップショットを作成する。
洪水シミュレーションでアニメーションの生成が終了したら、キャンバス内で再生することができます。