[理想化]フォームの[タイプ]で[ライン要素]オプションを選択します。
次に[ライン要素タイプ]下で次の異なるタイプのライン要素を選択できます: [バー]、[ビーム]、[パイプ]。
各ライン要素タイプに固有のヘルプにアクセスするには、このページの下部のリンクを参照してください。2 つまたは 3 つのタイプで共通に使用されるフィーチャについてはこのページで説明しています。1 つのタイプのみに固有のフィーチャについては、バー、ビーム、またはパイプのサブトピックで説明しています。
どのライン要素タイプを選択する場合でも、[入力タイプ]には[特性入力]、[断面]、[構造メンバー]の 3 つのオプションがあります。
- [関連ジオメトリ]: このオプションは、[特性入力]と[断面]の 2 つの[入力タイプ]に適用できます。
- (特性入力)
- (断面)
構造メンバーの断面特性は、Inventor フレーム ジェネレータか、SolidWorks の[構造メンバー]パラメータによって決定されます。したがって、[構造メンバー]ライン要素では[関連ジオメトリ]オプションは表示されません。
[関連ジオメトリ]オプションがアクティブになっていない場合は、理想化がモデル全体(すべてのスケッチ エンティティ)に適用されます。パーツまたはアセンブリ内の個々のスケッチ エンティティについて一意の理想化特性を定義するには、このオプションをアクティブにします。項目が[選択したエンティティ]ボックスに表示されます。
- [選択したエンティティ]: プロパティ入力に関連付けるスケッチ曲線を表示します。
-
[回転角度(度)]
: 断面の適切な方向を取得できるように、断面を回転できます。
- [中立軸オフセット]:
- [プロパティ入力]: このオプションでは、構造メンバーのプロパティを入力して構造メンバーを作成できます。
- [NSM]: ライン要素の非構造質量を計算に使用します。
- [予荷重]: 軸予荷重値を定義します(非線形解析では使用できません)。
- [面積]: 断面の面積です。
- [Iz]: Zn まわりの慣性モーメントです。
- [Iy]: Yn まわりの慣性モーメントです。
- [Izy]: 慣性相乗モーメントです。
- [J]: ねじり定数です。
- [Kz]: Z 方向のせん断係数です。
- [Ky]: Y 方向のせん断係数です。
- [Nz]: せん断中心から Z 方向の図心オフセット(ビーム タイプのみで表示)です。
- [Ny]: せん断中心から Y 方向の図心オフセット(ビーム タイプのみで表示)です。
- [Cz]: 応力算出点 C の Z 座標です。
- [Cy]: 応力算出点 C の Y 座標です。
- [Dz]: 応力算出点 D の Z 座標です。
- [Dy]: 応力算出点 D の Y 座標です。
- [Ez]: 応力算出点 E の Z 座標です。
- [Ey]: 応力算出点 E の Y 座標です。
- [Fz]: 応力算出点 F の Z 座標です。
- [Fy]: 応力算出点 F の Y 座標です。
- [断面]: このオプションでは、寸法および断面テンプレートに基づいて断面を定義できます。[断面]選択を使用して、[PBEAML]、[PBARL]、または[PPIPE]などの 1D 要素を定義できます。PBEAML、PBARL、PPIPE を使用する重要性の詳細については、『Autodesk Nastran ユーザ マニュアル』を参照してください。
- [構造メンバー]: このオプションでは、既存の構造メンバーを選択できます。[構造メンバー] オプションは、PBEAM、PBAR、またはPPIPEの 1D 要素を定義します。PBEAM、PBAR、PPIPE を使用する重要性の詳細については、『Autodesk Nastran ユーザ マニュアル』を参照してください。
- [NSM]: ライン要素の非構造質量を計算に使用します。
- [予荷重]: 軸予荷重値を定義します(非線形解析では使用できません)。このオプションは、[ビーム]と[バー]の 2 つの[ライン要素タイプ]オプションに適用できます。
- [選択したエンティティ]ボックスを右クリックすると、コンテキスト メニューから次のコマンドを使用できます。
- :[削除] [選択したエンティティ]リストから 1 つまたは複数の項目を削除します。
- [すべてクリア]: [選択したエンティティ]リストからすべての項目を削除します。
- [パーツを選択] (Inventor のみ): Inventor では、構造メンバーを表現しているのがライン要素でもソリッドでも、フレーム ジェネレータによって作成された構造メンバーがそれぞれ独自の[理想化]を持ちます。解析でどの表現を使用するかを指定するには、[構造メンバー]コマンドを使用します。メンバーはそれぞれ別々のパーツとして扱われ、選択モードは[パーツを選択]のみであるため、[パーツを選択]オプションは(オンになっているかどうかにかかわらず)常にアクティブになります。
- ボタンをクリックすると、[断面特性]ウィンドウが表示されます。このウィンドウには、断面の形状が表示され、特性が一覧で表示されます。
- 一般的な断面情報([面積]、[Iz]、[Iy]など)は、選択した構造メンバー タイプに対して[特性]セクションに表示されます。
- Inventor では、構造メンバーとその断面(アングル鋼、C 形チャネル、パイプなど)は、フレーム ジェネレータ ツールを使用して定義します。