Autodesk Civil 3D 2007 Service Pack 3 Readme

Autodesk Civil 3D 2007 Service Pack 3

お客様にさらに高品質な製品をお使いいただくために、Autodesk Civil 3D 2007 Service Pack 3 をリリースしました。Autodesk Civil 3D 2007 Service Pack 3 には Autodesk Civil 3D 2007 Service Pack 1A および Service Pack 2 のすべての更新内容が含まれているため、Service Pack 1A および 2 をインストールする必要はありません。 この Service Pack には、Autodesk Civil 3D 2007 ネットワーク管理イメージ ユーティリティも含まれています。

さらに、Service Pack 3 には、AutoCAD 2007 Service Pack 1、および Autodesk Map 2007 Service Pack 1、2、3 で対応されている問題の修正もすべて含まれています。

重要: この Service Pack の適用対象は、すべてのバージョンの Autodesk® Civil 3D® 2007 です(すでに Service Pack 2 および 1A がインストールされている場合も含む)。

重要: Civil 3D 2007 Service Pack 3 対応の Autodesk Civil 3D 2007 Google Earth Publisher の最新バージョンが近日中にリリースされる予定です。旧バージョンの Autodesk®Civil 3D® 2007 Google Earth™ Publisher をインストール済みの場合は、Service Pack 3 を適用した Civil 3D を起動する前にその旧バージョンをアンインストールしてください。

この Readme には、Service Pack のインストールと使用に関する最新情報が記載されています。 Service Pack をご使用の製品にインストールする前に、この Readme 全体を必ずお読みください。 また、この Readme は参照用としてハード ディスクに保存するか印刷しておいてください。

この Readme には、次のトピックが含まれています。

Autodesk Civil 3D 2007 の既知の問題

Autodesk Civil 3D 2007 Service Pack 3 で解決された問題

この Service Pack により、次の問題が解決されています。

一般

データ ショートカット

線形

プロジェクト管理

横断/横断ビュー

コリドー

グレーディング

情報

パイプ

ポイント

区画

縦断/縦断ビュー

サーフェス

測量


この Service Pack では、次の AutoCAD の問題も解決されています。

 

Autodesk Civil 3D 2007 Service Pack 2 で解決された問題

この Service Pack により、次の問題が解決されています。

一般
線形

コリドー

グレーディング

ラベル

LandXML

区画

パイプ

ポイント
縦断
プロジェクト管理
プロスペクター

サーフェス

測量

この Service Pack では、次の AutoCAD の問題も解決されています。

Autodesk Civil 3D 2007 Service Pack 1A で解決された問題

Service Pack 1A により、次の問題が解決されています。

一般

線形

コリドー

グレーディング

ラベル

パイプ

  • 構造物に接続した縦断ビュー内のパイプがソリッドで表示されてしまう問題が解決されました。 構造物がソリッドで表示されているときには、[構造物スタイル]ダイアログ ボックスの[パーツのマスクを有効にする]チェック ボックスが非表示になることにご注意ください。 [構造物スタイル]ダイアログ ボックスの[縦断]タブにある[境界で表示]オプションを使用することをお勧めします。 このオプションを選択すると、[ソリッドで表示]を使用する場合よりもパフォーマンスが向上します。
  • 縦断ビューで構造物がソリッドとして表示されてしまう問題が解決されました。 マスク機能は正しく動作します。
  • 図面に横断抽出ラインと平行なパイプ ネットワークが含まれる場合に発生する問題が解決されました。 横断抽出ラインと平行なパイプ ネットワークが含まれる図面が予期せず終了することはなくなりました。
  • パイプ ネットワーク参照によって線形や縦断などの依存オブジェクト データが作成される問題が解決されました。パイプ ネットワーク参照を作成しても依存オブジェクトは作成されません。
ポイント
  • プロスペクター ツリーで変更されたポイント、「すべてのポイント」ポイント グループ以外で作成されたポイント グループが適切に更新できるようになりました。
  • [ポイント エディタ]によるポイント スタイル、ポイント ラベル スタイル、ポイント画層の変更で発生していた問題が解決されました。 [ポイント エディタ]はこれらの操作に対して適切に応答します。
  • 2006 バージョンの図面テンプレートを使用して新規図面を開くときの問題が解決されました。 ポイント設定内に外部データ参照を持つ図面を適切に更新することができます。

数量レポート

測量

Autodesk Map 3D 2007 Service Pack 1、2、3 で解決された主な問題

Autodesk Civil 3D 2007 Service Pack 3 には、Autodesk Map 3D 2007 Service Pack 1、2、および 3 での修正内容もすべて含まれています。

Autodesk Map Service Pack 1、2、および 3 には 40 を超える修正が含まれており、これにより主に次の点が大幅に改善されました。

[データ接続]ダイアログ ボックス(新しいユーザ インタフェース)からクエリー データをフィルタリングする

表示マネージャ

パブリッシュと印刷

安定性と使用効率

グローバライゼーション

パフォーマンスの向上



AutoCAD 2007 Service Pack 1 で解決された主な問題

エラー報告機能によってユーザから詳細な情報が寄せられた結果、いくつかの問題が解決されました。

一般的な更新

この Service Pack には以下の更新が含まれています。

3D ナビゲーション

ユーザ インタフェースのカスタマイズ

寸法記入

外部参照

ハッチング

インターネット

マテリアル

修正

マルチ テキストおよび文字

ネットワーク

パフォーマンス

印刷およびパブリッシュ

セキュリティ

ソリッド モデリング

Service Pack の対象ユーザ

この Service Pack (C3D2007_SP3.exe)は、Autodesk Civil 3D 2007 のすべての言語のバージョンに適用されます。この Service Pack をインストールする際は、次の点にご注意ください。

 

インストールに関する一般情報

重要: この Service Pack は、自動アンインストールにより削除することはできません。 Autodesk Civil 3D 2007 を Service Pack インストール前の状態に戻すには、Autodesk Civil 3D 2007 を一旦アンインストールしてから再インストールする必要があります。

 

Windows コマンド ライン スイッチ

この Service Pack には、次の Windows コマンド ライン スイッチが組み込まれています。

これらのコマンド ライン スイッチの使用方法については、このドキュメントに後述します。

 

この Service Pack をスタンドアロン環境に適用する

  1. Autodesk Civil 3D 2007 Service Pack 3 のダウンロード ファイルをダウンロードして任意のフォルダに保存します。
  2. Autodesk Civil 3D 2007 のメディア(CD または DVD)をコンピュータのドライブに挿入します。
  3. Service Pack を保存したフォルダへ移動します。
  4. Service Pack の実行ファイルをダブルクリックして、インストールします。

この Service Pack をインストールすると、Autodesk Civil 3D のメニュー バーから[測量]メニューが削除されます。 [測量]メニューを再びメニュー バーに表示するには、コマンド プロンプトに wscurrent と入力し、次に[WSCURRENT の新しい値を入力]で既定値の <"Civil 3D"> を受け入れてください。

この Service Pack をローカル ネットワークからパッチリストを使って適用する

コミュニケーション センターを利用してローカル ネットワークから Service Pack を適用する場合、次の手順に従います。

ローカル パッチ リストを使用してコミュニケーション センターから Service Pack を適用するには

ローカル パッチ リストを設定する手順は次のとおりです。

  1. この設定を行う前に、以下の要件を満たしていることを確認してください。
    - Civil 3D 2007 がインストールされている
    - Service Pack 3 がまだ適用されていない
    - CAD 管理者コントロール ユーティリティ 4.0 がインストールされている
    注: ローカル システム上にフォルダを作成し、共有します。
  2. CAD 管理者コントロール ユーティリティを起動します。
  3. [修正したい製品を選択してください]から Autodesk Civil 3D 2007 を選択します。
  4. [コミュニケーション センター]タブの[Live Update の環境設定]リストから[社内ネットワークの Live Update から入手]を選択します。
  5. UNC パスを使用して(または[フォルダの参照]で) Service Pack をダウンロードする共有フォルダに移動します(手順1の注:で作成したフォルダ)。 パッチリスト(.npl)ファイルが自動的に作成されます。
  6. [パッチを管理]ボタンをクリックします。(このボタンは Service Pack 3 が Civil 3D 2007 に適用されていない場合に使用できます。)
  7. [アクション タイプ] アイコンを使用してポップアップ メニューを選択し、[パッチ フォルダを追加]するアクション タイプを設定します。
  8. [パッチ フォルダを更新]を選択します。 Autodesk のサーバから Service Pack がダウンロードされ、他のユーザがアクセスできるようになります。
  9. [閉じる]をクリックし、変更を適用します。
  10. CAD 管理者コントロール ユーティリティの下部のドロップダウン リストから[.reg レジストリ ファイルを作成]を選択します。 [OK]をクリックします。
  11. [名前を付けて保存]ボックスで、ファイルを自分のシステムに保存します。 この場所をメモしておいてください。
  12. これでレジストリ ファイルが使用可能になります。
  13. Civil 3D 2007 の[コミュニケーション センター]から Service Pack をインストールします。

これで、作成したローカル パッチ リストで Service Pack を適用できるようになり、各ユーザがレジストリ ファイルを使用できるようになります。

注: レジストリの変更をクライアントに適用すると、Autodesk Civil 3D 2007 のコミュニケーション センターによって[メンテナンス アップデートがあります]という通知が表示されます。 ユーザが通知をクリックすると、「Autodesk Live Update」というページが表示されます。このページには、操作手順、パッチの説明が表示されており、[更新]ボタンをクリックするとパッチのダウンロードとインストールが開始されます。

 

この Service Pack を Autodesk Civil 3D 2007 ネットワーク管理イメージに適用する

次に挙げる 3 つの Autodesk Civil 3D 2007 Service Pack 3 の配布方法は、Autodesk Civil 3D 2007 のネットワーク配置ウィザードで作成された管理イメージだけに適用されます。 これらの手順を完了すると、それ以降に配置する Autodesk Civil 3D 2007 には自動的に Service Pack が適用されます。

注: どちらの手順でも、ダウンロードする Service Pack ファイルに MSP (Microsoft Patch)ファイルが含まれています。 このファイルは、実行可能ファイルから抽出することができます。 実行可能ファイルから MSP ファイルを抽出するには、/e ("extract")スイッチを使用します。

Autodesk Civil 3D 2007 Service Pack 3 を新しい Autodesk Civil 3D 2007 管理イメージに追加するには

  1. オートデスクの Web サイトから、C3D2007_SP3.exe をローカル コンピュータにダウンロードします。
  2. Windows の[スタート]メニューから、[ファイル名を指定して実行]を選択します。次の情報を入力して[OK]をクリックします。

    <ローカルドライブ>:¥<パッチ名> /e <ローカルドライブ>:¥<パッチ名.msp>

  3. ネットワーク配置ウィザードのパッチをインストールしたコンピュータで、Windows の[スタート]メニューから[プログラム] > [Autodesk] > [ネットワーク配置ウィザード]の順に選択します。
  4. ネットワーク配置ウィザードの[ようこそ]ページで、[管理イメージを作成]を選択して[次へ]をクリックします。
  5. [管理イメージを作成]ページの[オートデスク インストーラ(MSI)ファイルを選択]ボックスに、c3d.msi(管理イメージのベースに使用する MSI ファイル)のパスを入力します。 このファイルは、製品メディアの \BIN\Installer に配置されています。
  6. [管理イメージの場所]ボックスに、管理イメージを作成する既存の共有ネットワーク フォルダのパスを、直接入力するか[参照]ボタンをクリックしてナビゲートして指定します。 各ユーザはこの場所から Autodesk Civil 3D をインストールできます。
  7. [このイメージにパッチ(Service Pack)を適用]オプションを選択します。
  8. [パッチを選択]オプションで、パッチの場所を入力します(手順 2 で入力したパスを、.msp まで入力)。MSP ファイルの場所は、[...](参照)をクリックして指定することもできます。
  9. [次へ]をクリックして、ネットワーク配置ウィザードの指示に従って Service Pack の配置を完了します。

Autodesk Civil 3D 2007 Service Pack 3 を以前の Service Pack が適用されていない既存の Autodesk Civil 3D 2007 管理イメージに適用するには

注: Autodesk Civil 3D 2007 Service Pack 3 を既存の Autodesk Civil 3D 2007 管理イメージに適用する前に、すべてのクライアント コンピュータに Service Pack 3 が適用済みであることを確認してください。

補足:Service Pack 3 が未適用の Autodesk Civil 3D 2007 管理イメージからネットワーク インストールした クライアント コンピュータに Service Pack 3 を適用する際、Service Pack 3 はサーバ上の Autodesk Civil 3D 2007 管理イメージを確認しに行きます。その際、サーバ上の Autodesk Civil 3D 2007 管理イメージに先に Service Pack 3 を適用してしまうと、Service Pack 3 未適用のクライアント コンピュータ から オリジナルの MSI (Autodesk Civil 3D 2007 管理イメージ) が確認できなくなってしまいます。Service Pack 3 未適用の Autodesk Civil 3D 2007 管理イメージからインストールしたすべての クライアント コンピュータに Service Pack 3 が適用されるまでの間は、サーバ上の Autodesk Civil 3D 2007 管理イメージへの Service Pack 3 の適用は控えて下さい。

重要: 既存の管理イメージに Autodesk Civil 3D 2007 Service Pack 1A、または Service Pack 2 がすでに適用されている場合は、その管理イメージにこの Autodesk Civil 3D 2007 Service Pack を適用することはできません。管理イメージに Service Pack 3 を適用するには、新しい管理イメージを作成して Service Pack 3 を適用してください。Service Pack 3 には、Civil 3D 2007 に対するすべての修正が含まれています。
  1. オートデスクの Web サイトから、C3D2007_SP3.exe をローカル コンピュータにダウンロードします。
  2. Windows の[スタート]メニューから、[ファイル名を指定して実行]を選択します。次の情報を入力して[OK]をクリックします。

    <ローカルドライブ>:¥<パッチ名> /e <ローカルドライブ>:¥<パッチ名.msp>

  3. ネットワーク配置ウィザードのパッチをインストールしたコンピュータで、Windows の[スタート]メニューから[プログラム] > [Autodesk] > [ネットワーク配置ウィザード]の順に選択します。
  4. ネットワーク配置ウィザードの[ようこそ]ページで、[管理イメージを修正]を選択して[次へ]をクリックします。
  5. [管理イメージを修正]ページの[MSI ファイルを選択]ボックスで、修正する管理イメージが配置されているネットワークの共有ディレクトリから既存のオートデスク インストーラ ファイル(MSI)を選択します。
  6. [このイメージにパッチ(Service Pack)を適用]オプションを選択します。
  7. [パッチを選択]オプションで、パッチの場所を入力します(手順 2 で入力したパスを、.msp まで入力)。MSP ファイルの場所は、[...](参照)をクリックして指定することもできます。
  8. [次へ]をクリックして、ネットワーク配置ウィザードの指示に従って Service Pack の配置を完了します。

Copyright © 2006 Autodesk, Inc.