Autodesk® Alias® Automotive 2014
Autodesk® Alias® Surface 2014
Autodesk® Alias® Design 2014
Service Pack 2 |
2013 年 8 月 30 日
リリース ノート - Readme ファイル
Autodesk, Inc.
高品質な製品を提供するための継続的な取り組みとして、この Autodesk Alias 2014 Service Pack 2 ではさまざまな問題が修正または対処されています。この Readme では、この Service Pack のインストール方法および解決された問題について説明します。
目次
この Service Pack で対処された問題の概要
以下に、この Service Pack で修正された問題を示します。リストは、機能領域別に分かれています。
モデリング
- Check Model ツールで「Minimum Radius of Curvature 」オプションをオンにすると、チェックが失敗するかまたはクラッシュが発生する。
- サーフェス間のギャップが最大ギャップ距離未満でトポロジ距離よりも大きいと、隣接するサーフェスの法線をオフセット ツールが正しく方向付けできない。
- Alias 2014 での Form factor への機能強化によって、Alias 2013 では可能だった真の円形フィレットが簡単に作成できない。この問題は、Service Pack 1 で Fillet ツールに「G1 Circular」という新しい断面タイプが追加されて解決されました。これにより、Form Factor の機能強化に影響を与えることなく円形フィレットを簡単に作成できるようになりました。Service Pack 2 では、Tube Flange、Fillet Flange、および Panel Gap の各ツールにも「G1 Circular」断面タイプを追加し、これらのツールの問題も修正しました。
- Panel Gap ツールに新しい「G1 Circular」断面タイプを追加したことで、中央ギャップの問題が再発する。
- 位置合わせのヒストリが破損し、マスター サーフェスに対する後続操作(Extend など)によってクラッシュする場合がある。Service Pack 2 では、無効な履歴は警告表示なしでただちに削除されるようになりました。
ユーザ インタフェース
- ファイル/ステージを開く際に、ファイル ブラウザが現在のステージの名前で初期化されない。
- Camera Editor から Image Plane を削除すると、クラッシュが発生することがある。
- Auto Hide をオンにしてアタッチされたウィンドウから別のウィンドウにカーソルを移動すると、Auto Hide 機能によってグループが非表示になる。
- カラー キャプチャ ツールが間違ったカラーをキャプチャすることがある。
レンダリング
- Multi-lister の Shader ボールが描画されるときに、「Use Environment」というシェーダ オプションの設定が無視される。 このオプションを選択すると、イメージに基づいた照明などの環境効果を考慮せずに Shader ボールが描画される。
その他
- Save Layers プラグインが、EDF ファイル形式に書き出すときに正確にレイヤを分離できない。
- Hidden Line オプションが File > Print のプロット モードで隠線を表示しない。
- General Preferences > System > Help Location が Autodesk WikiHelp に設定されている場合に、環境変数 ALIAS_ALT_HELP がヘルプ ファイルの場所を転送できない。
- MacOS にインストールした Alias 2014 の場合、/Resources/ODS/OpenAlias/Examples/ に Makefile が含まれ、プラグインの構築方法の例として使用できます。
インストール手順: Windows
- ローカル マシンの管理者権限を持っている必要があります。
- Autodesk Alias 2014 がインストールされている必要があります。
- この Service Pack は、SP1 の更新内容を含んでいますので、先にSP1を適用する必要はありません。また、すでに Service Pack 1 をインストールしている場合、Service Pack 2 をインストールする前にアンインストールする必要はありません。
- Service Pack をアンインストールした後に「adlm を初期化できません」というエラーが発生する場合は、次のナレッジ ベース記事「2014 製品の Service Pack をアンインストールした後で adlm エラーを初期化できない」(英語ページ)を参照してください。
- Alias Automotive 2014 に SP1 か SP2、あるいはその両方を適用したコンピュータに Alias Surface 2014 をインストールしようとすると、設定ページでその製品の新バージョンがすでに存在するというメッセージが表示されてインストールを続行できません。
逆に Alias Surface 2014 に SP1 か SP2、あるいはその両方を適用したコンピュータに Alias Automotive 2014 をインストールしようとした場合もインストールを続行できません。
この問題は、Alias Automotive と Alias Surface の組み合わせでのみ発生します。Alias Automotive と Alias Design、または Alias Design と Alias Surface の組み合わせの場合は、この問題は発生しません。
回避策(以下のオプションのいずれかをお試しください。)
オプション 1
- Service Pack をアンインストールします。
- インストールが拒否された Alias 製品(Surface または Automotive)をインストールします。
- Service Pack を再インストールします。
オプション 2
- インストールが拒否された Alias 製品(Surface または Automotive)を、コマンド ラインを使用してインストールします。
Msiexec /i <MSI のパス> /qb
ここで MSI のパス は、DVD またはダウンロード先のルート ディレクトリからの場合、/x64 (または x86)/Alias/Alias20.0.msi です。
- 配置を作成しているときに Service Pack のマージ機能が必要な場合は、すべての Service Pack に対してマージ機能を使用することを推奨します。1 つの Service Pack をマージし、続いて次の Service Pack を追加すると、2 番目の Service Pack はインストールされた更新プログラムとして表示されず、追加された Service Pack を簡単にアンインストールできなくなります。
Alias Service Pack 2 を Windows にインストールするには
1. Service Pack 2 をワークステーション上の一時フォルダにダウンロードします。
2. ダブルクリックして Service Pack 2 のインストールを開始します。
3. SP2 パッチに対し Windows インストーラが、同じインストール プロセスを数回、すなわちクライアント システムに存在する Alias 2014 製品(Automotive、Surface、Design)ごとに 1 回ずつ実行します。インストールが繰り返し実行されるたびに、必要に応じて Install をクリックします。
インストール手順: Mac
- ローカル マシンの管理者権限を持っている必要があります。
- 注: Mac 版の SP2 パッチが利用可能になりました。
Service Pack 2 が含まれる Alias 2014 を Mac にインストールするには
1. Service Pack 2 パッチをワークステーション上の一時フォルダにダウンロードします。
2. Service Pack の dmg ファイルをダブルクリックし、インストール フォルダを開きます。
3. Alias 2014 Service Pack のアイコンを右クリックし、Open With > Installer の順に選択します。
4. 「「AliasAutomotive2014ForMacSP2.mpkg」は未確認の開発者からのファイルです。開きますか?」というメッセージが表示されたら、Open をクリックします。
5. Alias 製品を含む関連するドライブを選択して、Alias 2014 Service Pack 2 をインストールします。
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