AutoCAD® Architecture 2015 Service Pack 1 をダウンロードしていただき、ありがとうございます
この Readme には、Service Pack のインストールおよび使用に関する最新の情報が記載されています。お使いの製品に Service Pack を適用する前に、Readme 全体を必ずお読みください。このドキュメントを参照できるように、保存または印刷してください。
目次
この Service Pack は、サポート対象のすべての言語のオペレーティング システム上で実行される次のオートデスク製品に適用することができます。ご使用中のソフトウェアに対する正しい Service Pack をインストールしてください。
32 ビット製品 |
Service Pack |
AutoCAD Architecture 2015 | AutoCAD_Architecture_2015_SP1_32bit.exe |
64 ビット製品 |
Service Pack |
AutoCAD Architecture 2015 | AutoCAD_Architecture_2015_SP1_64bit.exe |
この Service Pack はスタンドアロン製品および次の各種 Autodesk Design Suite 製品に含まれている AutoCAD Architecture 2015 に適用することができます。
[カスタマ エラー報告]ユーティリティによって寄せられた情報を詳細に分析した結果、いくつかの問題が特定され、解決されました。更新されたコマンドおよび機能は、次のとおりです。
データベース接続
- 4GB 以上の RAM を搭載した 64 ビット コンピュータでデータベース接続機能を使用すると、クラッシュすることがある。
ステータス バー
- バルーン通知が表示されているときに図面ファイルを開くと、クラッシュすることがある。
新しいタブ
- クイック アクセス ツールバーの[新規作成]または[新しいタブ]ページの[図面を開始]タイルをクリックすると、クラッシュすることがある。
- [ユーザ インタフェースをカスタマイズ]ダイアログ ボックスで、画層フィルタ コンボ コントロールまたはフィルタを追加した後に新しいタブを追加する[+] ボタンをクリックすると、クラッシュすることがある。
DesignCenter
- DesignCenter からブロックを挿入すると、2 度目の挿入でクラッシュすることがある。
一般
- SCALELISTEDIT[尺度リスト編集]コマンドを実行するとクラッシュすることがある。
- 部分的に開いた状態で保存された図面を開く際に表示されるダイアログで、[図面全体を開く]オプションを選択すると、クラッシュすることがある。
- AutoCAD を終了するときにクラッシュすることがある。
次の問題点が解決されました。
集計表
- 集計表で、先頭のゼロが省略される。
- 番号のオブジェクト形式が、集計表で使用できない。
表示テーマ
- 表示テーマで色が正しく表示されない場合がある。
3D モデリング
- 登録された UCS を選択するために ViewCube ドロップダウンを使用すると、スペースが含まれた UCS 名が受け入れられない。
- 1/100 未満の尺度に対して、SCALE[尺度変更]コマンドが正確に適用されない。
VBA
- 複数の図面で SendCommand メソッドを実行できない。
ハッチング
- ソリッド ハッチング オブジェクトに線の太さが適用され、表示される。
- ソリッド ハッチング オブジェクトの選択ハイライト表示に、不要な線が表示される。
- LAYLOCKFADECTL および XDWGFADECTL がハッチング オブジェクトに適用されない。
- グラデーションの角度によって、グラデーションの外観が変わる。
- ソリッド ハッチング オブジェクトにエッジの色が表示される。
表示
- NVIDIA オプティマス テクノロジ、またはダイナミック スイッチャブル グラフィックス テクノロジを使用すると、カーソルの軌跡がユーザの画面に表示される。
印刷
- ViewCube が印刷に表示される場合がある。
セキュリティ修正プログラム
- この Service Pack には、Autodesk AutoCAD セキュリティ修正プログラムが含まれます。 このセキュリティ修正プログラムを既にインストール済みであるかどうかに関係なく、Service Pack は適用可能です。
- Autodesk ReCap 2015 が AutoCAD Architecture 2015 とともにインストールされている場合は、Autodesk ReCap 2015 修正プログラム 1 を Autodesk Application Manager を介してインストールしてください。
一般
- 最大 10 しか受け入れられない問題を、最大 50 に変更。
CURSORBADGE (システム変数)
カーソルの近くの表示支援バッジの表示をコントロールします。
タイプ: 整数型
保存先: レジストリ
初期値: 2
1 - すべての新しいバッジを非表示
2 - すべてのバッジを表示(既定)
このシステム変数で無効化されるバッジは次のとおり。
- 選択 - 交差および窓選択
- 検査
- 削除
- 複写
- 移動
- 回転
- 尺度変更
- ズーム
- 頂点を追加
- 円弧に変換
- ハッチングの継承プロパティ
注: AutoCAD Architecture Service Pack と一緒に Autodesk 360 (AdSync)修正プログラムが自動的にインストールされます。
この Service Pack をインストールする前に、次の点に留意してください。
カスタム ファイルのバックアップ
この Service Pack を適用する前に、カスタマイズした CUIX、MNR、MNL の各ファイルをバックアップしておくことをお勧めします。
管理者権限
インストール中に、元のインストレーション メディアまたはネットワーク上の管理イメージを指定するよう求められることがありますので、事前に準備されることをお勧めします。なお、この Service Pack を適用するには、製品のインストールおよびアンインストールを実行するための管理者権限が必要です。
ネットワーク配置
管理者は、配置ウィザードを使用してネットワーク上にこの Service Pack を配置することができます。
製品のバージョン情報
Service Pack のインストール後、[バージョン情報]ダイアログ ボックスに、更新された製品のバージョン情報が表示されます。
再起動
この Service Pack をインストールした後は、再起動を促すダイアログが表示されない場合でも、システムを再起動することをお勧めします。
この Service Pack には、次の Microsoft Windows コマンド ライン スイッチが組み込まれています。
/e コマンド ライン スイッチの使い方については、後述の「インストール手順」の「この Service Pack をネットワーク管理イメージに適用する」で説明します。
この Service Pack を 1 台のコンピュータにインストールするには、次の手順を実行します。
ローカル ネットワークを使用して複数のコンピュータにこの Service Pack をインストールするには、次の手順に従います。
注: この Service Pack では、CAD マネージャ コントロール ユーティリティを使用したローカル ネットワーク経由でのインストールはサポートされていません。
次の配布方法は、配置ウィザードで作成された管理イメージに対してのみ該当します。次に示す手順を完了すると、以降インストールした製品に、この Service Pack が含まれるようになります。
ダウンロードしたパッチ(Service Pack)ファイルには MSP(Microsoft Patch)ファイルが含まれています。このファイルを実行ファイルから解凍するには、/e (extract) スイッチを使用します。
<ローカル_ドライブ:>¥<パッチ名> /e <ローカル_ドライブ:>¥< パッチ名>.msp
注: Service Pack の実行ファイルから MSP を取り出すときに、VC++ 2012 再頒布可能パッケージが必要になります。MSP ファイルを取り出す前に、VC++ 2012 再頒布可能パッケージがインストールされていることを確認してください。
Windows 7 / Windows 8
問題を特定して弊社にご報告いただいたすべてのお客様に感謝いたします。いただいた報告によって、皆様のために製品を改善することができます。弊社はお客様の継続的なご利用に感謝するとともに、このリリースに関するフィードバックも歓迎いたします。
ご協力ありがとうございました。
Autodesk AutoCAD Architecture 製品チーム
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