Autodesk 3ds Max 2014 および 3ds Max Design 2014 Service Pack 3 (SP3) Readme
 
 

この Readme には、Autodesk 3ds Max 2014 SP3 および Autodesk 3ds Max Design 2014 SP3 ソフトウェアのインストール方法と使用に関する最新情報が記載されています。ソフトウェアをインストールする前に、このドキュメントを必ずお読みください。また、参照用に、この Readme をハード ディスク ドライブに保存してください。

注: このドキュメントで動作確認済みと明示されているソフトウェアまたはハードウェア(あるいはオートデスク製品と組み合わせて使用するその他のサード パーティ製ソフトウェアまたはハードウェア)にサード パーティのハードウェア ベンダーまたはソフトウェア ベンダーから更新版、拡張機能、または新リリースが提供された場合、それをインストールしたことによってオートデスク ソフトウェアにエラーや障害が発生しても、オートデスクでは責任を負いません。

目次

追加の製品情報
前提条件
Service Pack のバージョン
インストールおよびアンインストール
Autodesk 3ds Max 2014/3ds Max Design 2014 の修正された不具合
品質向上プログラム(CIP)およびカスタマー エラー報告(CER)

3ds Max 2014 および 3ds Max Design 2014 に関連するさまざまなリソースについては、次の表を参照してください。

 

リソース
場所

インストール、ライセンス、ネットワーキングの手引き

http://www.autodesk.com/3dsmax-install-2014-jpn

動作環境

www.autodesk.com/3dsmax-systemreq-2014-jpn

学習用リソース

www.autodesk.co.jp/3dsmax-learningpath または www.autodesk.co.jp/3dsmaxdesign-learningpath (英語)

サポート リソース

www.autodesk.co.jp/3dsmax-support または www.autodesk.co.jp/3dsmaxdesign-support

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最初のインストール

この Service Pack をインストールする前に Autodesk 3ds Max 2014 / Autodesk 3ds Max Design 2014 をインストールしておく必要があります。

3ds Max ベータ版のインストール

Autodesk 3ds Max 2014 または Autodesk 3ds Max Design 2014 ソフトウェアのベータ版(リリース候補(RC)バージョンも含む)をインストールしていた場合、まずそれをアンインストールし、ベータ版に関連するシステム フォルダをすべて削除してから、製品版をインストールしてください。ベータ版のアンインストール手順については、ベータ ポータルの Beta 版用または RC 版用の Readme ファイルをお読みください。

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アップデート対象製品

アップデート ファイルの名前

Autodesk 3ds Max 2014

3dsMax2014_SP3.msp

Autodesk 3ds Max Design 2014

3dsMaxDesign2014_SP3.msp

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インストール:
1. お使いのシステムに対応するファイルをダウンロードします。Service Pack のバージョンを参照してください。
2. Service Pack 3 の実行ファイルをダブルクリックします。
3. Service Pack 3 のインストーラに表示される指示に従って、インストールを進めます。

アンインストール:
Windows 7 / Windows 8
1. [スタート](Start) > [コントロール パネル](Control Panel)を選択し、[プログラムと機能](Programs and Features)ダイアログを開きます。
2. [インストールされた更新プログラムを表示](View Installed Updates)をクリックします。
3. [Autodesk 3ds Max 2014 Service Pack 3]または[Autodesk 3ds Max Design 2014 Service Pack 3]を選択します。
4. [アンインストール](Uninstall)をクリックします。

注: 現在 Autodesk 3ds Max の学生版または教育版のライセンスバージョンを使用している場合は、3ds Max によって自動的にお客様のデスクトップ分析データが収集されます。これについては、3ds Max を最初に起動したときにダイアログ ボックスによって通知されます。データの収集を無効にするには、[ヘルプ](Help) > [デスクトップ分析](Desktop Analytics)を選択してダイアログ ボックスのチェック ボックスをオフにします。

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次のリストに、このリリースで修正された既知の問題を示します。

注: Autodesk 3ds Max 2014 Service Pack 3 は累積的な更新プログラムで、Service Pack 1 および 2 のすべての修正が含まれています。

 

機能
概要
CER

パーティクル フロー キャッシュの問題が修正されました。

ソフトウェアをロードする際に発生していた Nitrous エラーが解決されました。

オブジェクト面にアクセスする際に発生していたメッシュ エラーが解決されました。

スキンに関連するプログラム エラーが解決されました。

スナップを使用して線分を作成すると、プログラム エラーが発生する可能性がありました。この問題は解決されました。

Set Hit Region のエラーが修正されました。

ファイル I/O

コンテナ エクスプローラから複数のコンテナを開くかまたは閉じると、コンテナの定義が失われる可能性がありました。コンテナを開いたり閉じたりする動作に伴う問題は解決されました。

3ds Max 2014 Design に FBX または RVT ファイルを読み込む際に発生していたプログラム エラーは解決されました。

FBX ファイルをインポートすると、メッシュ検証でプログラム エラーが発生する可能性がありました。この問題は解決されました。

3ds Max 2014 で 3ds Max 2013 ファイルを開くとプログラム エラーが発生する可能性がありました。この問題は解決されました。

外部参照が定義されたファイルを再ロードすると、再ロード時に 3ds Max によって追加の不要メモリが割り当てられる可能性がありました。再ロードは正しく動作するようになりました。

Maya 2014 から FBX カメラを読み込むと正しいキーフレーム番号が割り当てられるようになりました。

一般

INI 設定 useUserProfile が値 1 にリセットされていました。この値はリセットされなくなりました。

モデリング

NURBS の投影トリムが失敗していました。この問題は解決されました。

溶接ツールを使用すると編集可能ポリゴン内でプログラム エラーが発生する可能性がありました。溶接は正しく動作するようになりました。

ポリゴン編集での折りたたみが失敗することがありました。この問題は解決されました。

リラックス コンフォーム ツールがサーフェスを適切にリラックスしないことがありました。これが正常に動作するようになりました。

面のサブオブジェクト延長ツールは、三角メッシュのギャップによって失敗することがありました。延長は正しく動作するようになりました。

クローン時にオフセット スピナーを使用すると、ミラー ツールが適切に表示されないことがありました。この問題は解決されました。

Nitrous

多数のジオメトリを含む「重い」シーンでは、ビューポートのフレームレートが低下し、シーンを開くたびにさらに低下することがありました。この問題は解決されました。

ビューポートを切り替えるときに、不正なビューが表示されるという問題が発生する可能性がありました。この問題は解決されました。

Populate

選択した合成キャラクタを再生成した後でプログラム エラーが発生する問題が解決されました。

上部の参照線とすべての点を削除してから元に戻すとプログラム エラーが発生する問題が解決されました。

交点を持つフローを削除してから元に戻すとプログラムがハングする問題が解決されました。

フロー ポイントを削除してもプログラム エラーは発生しなくなりました。

Populate キャラクタを含む外部参照シーンを再ロードするとプログラム エラーが発生する問題が解決されました。

レンダリング

ファイナル ギャザーおよびディストリビュート バケット レンダリングを使用するときに mental ray レンダラーでプログラム エラーが発生する可能性がありました。この問題は解決されました。

iray コースティックス サンプラは、非均一のカメラ変換を無視しなくなりました。

SDK

HLSLMaterialHandle:: SetActiveTechniqueName() 関数は、DX エフェクトの技法を正しく設定するようになりました。

MaterialParamPacket::GetParamIndex() 関数を呼び出すとプログラム エラーが発生する可能性がありました。この問題は解決されました。

エフェクト パラメータは初期化後に正しく更新されるようになりました。

ステート セット

既存のステート セット エントリが変更の再記録時に更新されませんでした。再記録は正しく動作するようになりました。

3ds Max を別のディレクトリに再インストールした後でクアッド メニューからステート セットを選択するとプログラム エラーが発生する問題が解決されました。

設定ファイルを読み取り専用に設定した後でクアッド メニューからステート セットを選択すると発生していたプログラム エラーは発生しなくなりました。

 

 

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品質向上プログラム(CIP)

3ds Max または 3ds Max Design を最初に起動すると、[品質向上プログラム](Customer Involvement Program)ダイアログ ボックスが表示されます。品質向上プログラムへの参加を選択すると、お客様のシステム構成、使用頻度の高い機能、発生した問題、および製品の今後の方向性を考えるうえで役立つ他の情報が自動的にオートデスクに送信されます。詳細については、www.autodesk.com/cip(英語)を参照してください。

CIP を有効にするには:

  1. 3ds Max または 3ds Max Design をインストールし、起動します。

  2. 品質向上プログラムのダイアログ ボックスが自動的に表示されない場合には、[ヘルプ](Help)メニューから[品質向上プログラム](Customer Involvement Program)をクリックします。

  3. 品質向上プログラムのダイアログ ボックスから、[はい、参加します](Participate - with contact information)を選択します。

  4. 有効な電子メール アドレスと、会社の場合は会社名を入力します。[OK]をクリックします。

カスタマー エラー報告(CER)

製品のユーザから寄せられるカスタマー エラー報告(CER)によって、Autodesk 3ds Max および Autodesk 3ds Max Design の安定性を大幅に向上させることができます。カスタマー エラー報告への入力に貴重な時間を割いていただくことに、感謝いたします。また、エラー発生時に実行していた操作について、可能な限り詳しくご報告願います。詳細情報をご提供 いただくことによって、Autodesk 3ds Max の Quality Engineering チームが製品の品質向上を効率的に進めることができます。
CER の詳細については、www.autodesk.com/cer (英語)をご覧ください。

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